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これまで過去記事でも紹介したり、各種メディアからの情報どおり2023年からワールドツアーチーム(正式名称はワールドチームズ)の総数は18チームへと移行する。
関連記事:ワールドツアー降格の危機にあるロットとコフィディス
現在のワールドツアーチームの数は18。したがってそのまま移行できれば話は簡単。
しかし、ProTeamのアルペシン・フェニックスとアルケア・サムシックがワールドツアーチームへの昇格を狙っているため、20チームが18個の席を争っていることになる。
基本的には2020~2022年までに稼いだポイント総数がその椅子取りゲームで重要となる。
そこで5月17日時点でのUCIチームランキングを、1位から上位23位まで一覧表にしたので見て欲しい。(情報源:UCI World Tour Promotion and Relegation Weekly)
順位 | チーム名 | 総ポイント数 |
---|---|---|
1 | Quick Step-Alpha Vinyl | 29483 |
2 | Jumbo-Visma | 29221 |
3 | INEOS Grenadiers | 28591 |
4 | UAE-TeamEmirates | 27224 |
5 | Bahrain Victorious | 20689 |
6 | Bora-hansgrohe | 19489 |
7 | Alpecin-Fenix | 17041 |
8 | GroupamaーFDJ | 16141 |
9 | Trek-Segafredo | 15806 |
10 | AG2R Citroën | 14394 |
11 | Astana Qazaqstan | 14297 |
12 | Arkéa-Samsic | 13732 |
13 | Team DSM | 13284 |
14 | Intermarché-Wanty-Gobert Matériaux | 13234 |
15 | Movistar | 12656 |
16 | EF Education-EasyPost | 12153 |
17 | Cofidis | 12138 |
18 | BikeExchange | 11890 |
19 | Lotto Soudal | 11113 |
20 | Israel-PremierTech | 11049 |
21 | TotalEnergies | 7725 |
22 | Uno-X | 5476 |
23 | B&B Hotels-KTM | 4900 |
現時点でワールドツアーチームで降格争いをしているのは、19位のロット・スーダルと20位のイスラエル・プレミアテックだ。その差はほとんどない。
一方で、現在ProTeamのアルペシン・フェニックスは7位、アルケア・サムシックは12位。このままいければワールドツアー昇格も確実か。
なお、ロット・スーダルが仮にProTeamへ降格となってしまった場合、その絶対的エースのカレブ・ユアン(Caleb Ewan)が移籍するのかどうかという点については、過去記事「カレブ・ユアンはチームがワールドツアー降格ならば移籍するのか?」でチーム側の発言を紹介したのでまた読んでおいてほしい。