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トレックのロペスが犯したミス。2022ジロ・デ・イタリア第18ステージ

昨日の2022ジロ第18ステージでトレックのフアン・ペドロ・ロペス(Juan Pedro López)が犯したミスとは?

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昨夜の2022ジロ第18ステージは大会最後の平坦ステージだったが、そこで「まさか」が発生した

特にゴール前の最終盤ではジャイ・ヒンドレーがメカトラ(?)で遅れる、新人賞ジャージのフアン・ペドロ・ロペスもプロトンから大きく遅れるなど慌ただしいものとなった。そのロペスが遅れた理由は終盤の横風分断だ。

これをトレック・セガフレードのGMのルカ・グエルチレーナ(Luca Guercilena)は、次のように表現する。

“It was a rookie error,”

訳「新人の経験不足からくるミス」

情報源:’Rookie error’ hurts López’s Giro d’Italia white jersey hopes

グエルチレーナが言うには、「疲労というよりは位置取りのミス」ということらしい。プロトンの後方にいたせいで、風による分断にされるがままになってしまった。それが経験の少なさからミスだったと。

フアン・ペドロ・ロペスは今大会で予想外のマリアローザ獲得に成功。チームとしてもそんな彼を十分守り、着実に走ってきた。

マリアローザこそ奪われたものの、今はコロナでリタイアしたジョアン・アルメイダ(João Almeida)からヤングライダー賞ジャージ(マリア・ビアンカ)を引き継いで着用している。

ヤングライダー賞争いでは、同賞2位のサンティアゴ・ブイトラゴ(Santiago Buitrago)から2分30秒以上も遅れてしまったが、それでもまだ5分11秒の差があり、3位のテイメン・アレンスマン(Thymen Arensman)とは6分46秒もの差がある。

だがルカ・グエルチレーナは、ロペスの同賞獲得にかなり不安を感じているようだ。というのも、明日の第20ステージはロペスには不向きな山岳ステージ。一方でライバルたちには有利なステージ。さらにマリアローザを死守するために限界まで頑張った分の疲労も蓄積されている。また最終日は個人TTもある。

ひょっとしたら昨日のミスがロペスの命運を左右してしまうかもしれない。総合争いと同様にヤングライダー賞争いも目が離せない。

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