ツール第5ステージの石畳が変更・微修正
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今年のツール・ド・フランス第5ステージでは、地獄のパリ~ルーベで使われる連続する石畳区間を約20kmほども走行することになる。
その最初の石畳セクションがVillers-au-TertreからFressainへと向かう区間だが、最初の石畳区間なだけに激しい位置取り争いが繰り広げられ、かなりのハイスピードで大集団のまま石畳へ突っ込むことが予想される。いきなりの石畳ということで、石畳に体がなれていない状態で走ることにもなる。
もちろんこれまでに道路上にプロトンの速度を落とすべく妨害物を置く工夫も準備されてきたが、今回主催者であるASOはそれだけでは安全上不十分だとして走行ルートそのものに少しだけ変更を加えた。次のツール公式ツイッターを見てほしい。
⚠ Slight modification to the route on stage 5 of the #TDF2022
— Tour de France™ (@LeTour) June 21, 2022
The installation of a new road obstacle at the entrance of the first cobbled sector has pushed the organisers to define a detour so that the race will take on the sector in reverse to protect the safety of the riders pic.twitter.com/1rQnNOpDW3
これによると、最初の石畳についてはそこに進入するルートが逆になるようだ。もともと出口だったところから、もともと入り口だったところに向かって、本来とは逆方向に走ることになるらしい。
ただ変更が加えられたのはその一箇所のみで、他の石畳区間については現時点で変更なしとのこと。
果たしてこれでプロトンの安全は高まるのだろうか。