【2022ツール】今日の第2ステージのコースについて

今夜の2022ツール・ド・フランス第2ステージのコースを紹介。

ビッグブリッヂの死闘となるか？海上の強風に要注意！

今夜の第2ステージはロスキレからニュボーまでの202.2km。平坦コースで山岳は4級が3つだけ。プロにしてみればただの短い坂レベル。

初の注目点はやはり126.9km地点の中間スプリントポイント。まずはこれを誰が先頭通過するのか楽しみだ。おそらくはスタート直後から逃げ集団ができあがり、その逃げ集団の中で中間スプリント争いが起こるはず。

チームから「絶対に目立て」という命令が飛ぶのかどうかわからないが、果たして最初に目立つチームはどこだ？

その中間スプリントポイントをすぎると、難所が登場する。それは大ベルト海峡（またはストア海峡と呼ばれる）にかかるグレート・ベルトという大きな橋だ。海上にかかる橋だけに強風が懸念される。しかも18kmという長さ。

ここで横風分断作戦が決行されれば命取り。ゴールまで残り21kmという距離で登場する橋だけに、そこで遅れれば挽回不可能な致命傷を負う可能性がある。それゆえ総合エースらを擁するチームは必死のポジション争いとなるだろう。

もちろんこの大橋で最も注目すべきチームはクイックステップ。横風分断作戦はこのチームの十八番。

一瞬の油断が生死を分ける橋となるはず。某ゲームでいうところの「ビッグブリッヂの死闘」と呼ばれる1日となるか？源氏のなんとかいうアイテムが落ちてるかも？