サガンがファン・アールトに怒り。2022ツール・ド・フランス第3ステージのゴールスプリントでのファン・アールトの動きについて
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昨夜の2022ツール・ド・フランス第3ステージは、デンマークでの最後の日。そしてゴール前は予定どおり集団スプリントに。誰もが決定的に抜け出せないカオスな状態でのスプリントとなった。
そのゴール後にトタルエネルジーのエース、ピーター・サガン(Peter Sagan)がこんな仕草をしていた。
このスプリントの様子をもう一度みてみよう。
空撮リプレー
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】ツール・ド・フランス開催中🇫🇷 (@jspocycle) July 3, 2022
Cycle*2022 ツール・ド・フランス 第3ステージ
【バイレ 〜 セナボー】182km(平坦)
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情報源:Sagan angry with Van Aert for closing him against barriers in Tour de France sprint
レース中にこのサガンの指差しを見たときは「フルーネヴェーヘンが勝ったことを示したのか?」と思ったが、ファン・アールトが進路を急に変化させ、サガンがフェンス際に追いやられたことに対して、サガンが「ファン・アールトのせいやぞ」と非難したのかとも受け取れた。
サガンがこのどちらの意味を込めてこんなポーズをしたのか気になっていたが、どうやら後者のほう、つまりファン・アールトの動きについての怒りだったようだ。
サガンのチームメイトの一部はUCIのビデオ審判員がファン・アールトになんらかの罰を与えることも期待していたようだが、特になにもないままファン・アールトの2位が確定した。
レース後にサガンは「危ない行為ではないが、ロードレースのイメージを悪くする行為や」と語る。
不満げなこんなサガンについて所属チームのトタルエネルジーのマネージャーは、「サガンが不満そうにしているのは良い傾向。なぜなら、彼がそうしてるのは彼自身の調子がいいからや。大事なことは本人も調子の良さをわかっていること」と述べる。