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今日の第7ステージから金曜、土曜、日曜と3日連続で登りゴールとなる。その中で今日の第7ステージのゴール前の登りが一番強烈と言える。なぜなら最大斜度24%しかも一部にグラベルありだ!そして今大会最初の1級山岳が登場する。
3級山岳が2つに最後が1級山岳をのぼってゴールというレイアウト。全長は176.3km。
仮に3級山岳で遅れても、1級山岳までは距離があるのでチームのアシストが揃っていれば有力集団に復帰は可能だろう。だが遅れた理由次第では1級で加速できるといったことは期待できないだろう。
山岳賞1位のマグナス・コルト・ニールセン(Magnus Cort Nielsen)とチームEFは山岳賞キープのために逃げようとすると思われる。
マグナスとタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)とは現時点で28分以上離れているため彼を総合チームが危険視することはなく今日も逃げやすいはず。しかしスタート直後に大規模な逃げ合戦が生じる可能性が高いステージのため、簡単には逃げられないかもしれない。
そしてこれが最後の1級山岳プランシュ・デ・ベル・フィーユの登りデータ。
実は2020年ツール・ド・フランスの第20ステージでも登場している。そうタデイ・ポガチャルの歴史に残る大逆転劇を生んだ舞台だ。
個人タイムトライアルでポガチャルがプリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič)を逆転し初の総合優勝を手中に収めた登りだ。そのときのハイライト動画がこちら。
最大斜度24%。しかもそれがゴール直前に登場する。そして一部区間にはグラベルもあるようだ。登坂距離7kmで平均斜度は8.7%。登り始めから斜度は13%。やったぜ。
この1級山岳まではポガチャル&チームUAEが淡々とプロトンをコントロールするのではないだろうか。
そしてプランシュ・デ・ベル・フィーユに入ってしまえば、逆に山岳の斜度が厳しすぎてアシストはあまり意味がなく、途中でほぼ各チームのエースだけが残ってやりあうという展開になるだろうか。
逃げが先行していれば逃げの中から誰かがステージ優勝、逆に逃げが全員捕まっていれば言うまでもなくタデイ・ポガチャルがステージ優勝となる可能性が高い。