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【2022ツール】危険な下り。今夜の第17ステージのコースの紹介

短距離に山をつめこみ。今夜の2022ツール・ド・フランス第17ステージのコース概要

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昨日の第16ステージではタデイ・ポガチャルの攻撃は実らないまま、総合上位勢についてはそれほど大きな変動がないまま終わった。だが今日の第17ステージは違う物語が待っているかもしれない。

2022ツール・ド・フランス第17ステージのコース
©ASO 大会公式サイトから

今日の特徴は2つある。1つは距離が短いこと。129.7kmしかない(感覚がバグっている)。次にその短いステージの中盤から最後まで連続で4つの山岳が積めこまれていることだ。

1級→2級→1級→1級と詰まっているが、やはり総合勢の勝負は最後の2つの1級山岳からだろう。

2022ツール・ド・フランス第17ステージのコース
©ASO 大会公式サイトから

最後から2つめの1級山岳がこのヴァル・ルーロン・アゼ。登坂距離10.7km、平均斜度6.8%。数値だけみれば凶悪という登りではない。

しかし今大会のこの登りはおそらく登りよりも、のぼったあとの下りのほうが危険度が高いと思われる。下りのほうが斜度が高いからだ。しかもヘアピンカーブが連続する。下りの難易度がかなり高い。つまり危険度も高い。

ここでミスをするとその選手のツールが終わりかねない。

2022ツール・ド・フランス第17ステージのコース
©ASO 大会公式サイトから

最後に登場する1級山岳がペイラギュード。登坂距離8kmで平均斜度7.8%。特徴的なのはその最後の激坂区間だ。その区間は平均斜度13%で最大斜度16%。ここでポガチャルはおそらく最大の攻撃をしかけるだろう。ついていけるとすればやはりヴィンゲゴーだけという展開になるはず。

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