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昨夜(日本時間だと深夜3時ぐらい)2022年ツール・ド・フランスが閉幕となった。その第21ステージの様子は下の記事を流し読みしといてほしい。
今年のツール・ド・フランスでは、ある意味昨年までの2年間のリベンジをユンボ・ヴィズマが成功させたということになった。同チームのヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard)が総合優勝(マイヨ・ジョーヌ)を、加えてワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)がポイント賞(マイヨ・ヴェール)を獲得したからだ。
それらは2つとも今シーズン当初からチームの目標として掲げていたもので、その2大目標を達成したことになる。
さて今年の2022ツールのように、1つのチームが総合優勝とポイント賞を同時に獲得するというのはなかなか難しい。総合優勝を狙うのならば、チームとしてはクライマーを多めにいれるため、ゴール前スプリントでトレインを組みにくく、またそもそも危険すぎるゴール前に飛び込むのは避けるからだ。そういったチームでスプリンターは個人の力で勝利またはポイントをもぎとる必要がある。
そこで、同一チームが総合優勝とポイント賞を達成したのはいったいいつ以来なのだろうか調べてみた。
すると1997年のツール・ド・フランスで、チーム・テレコム(Team Telekom)がそれを達成していて、そのときは総合優勝があのヤン・ウルリッヒ、そしてポイント賞がエリック・ツァベルだった。
というわけで、今年は25年ぶりの快挙となる。
なお、2000年と2001年のツール・ド・フランスではランス・アームストロングが総合優勝で、チーム・テレコムのヤン・ウルリッヒは総合2位。そしてそのときもウルリッヒのチームメイトのエリック・ツァベルがポイント賞を獲得している。
だがそのランスの記録はドーピングを理由に抹消されてる。そこで2位のウルリッヒが繰り上げ優勝かと思えばそうではなく、あくまで公式的には優勝者なしという扱いになっている。
よって、2000年と2001年の成績は今回考慮しないことにした。