Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
今年のクラシカ・サン・セバスティアンには、優勝候補のレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)、42歳のアレハンドロ・ベルベルデおじさん、今年のジロ・デ・イタリア総合優勝ジャイ・ヒンドレー(Jai Hindley)、今年のツール・ド・フランスに出場した多くの選手、そして新城幸也も出場。
定番のワンデーレースの結果は?
目次
グランツールなどと比べて大きな山はないが、中級(?)ぐらいの山が6個という感じ。やはり勝負を決するのは160km地点からの2級→1級→最後の2級という3つの山のどれかになるだろうか。
日本チャンピオンジャージで新城幸也が登場#ロードレース #ロードバイク #スポーツ #自転車 #jspocycle #gcn https://t.co/mK1xy8kO1d
— ワイアードの豚@ロードバイク (@BikeNewsMag) July 30, 2022
レムコ・エヴェネプールとの対決が期待された今年のツール総合2位のタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)だったが、ゴールまで残り63kmの時点で脱落する。
❗️POGACAR DROPS😩
— Donostiako Klasikoa (@dklasikoa) July 30, 2022
ℹ️ MORE INFO: https://t.co/3nJB8rUJrR
💙 #Klasikoa2022 💚 pic.twitter.com/vpv1suLcQK
やはりツールで蓄積された疲労からの回復や調子の維持は難しいか。
昨年のツール総合優勝→あの過酷な東京五輪3位が頭おかしすぎた・・・
残り50kmあたりから始まる1級山岳ERLAITZの登り。そのプロフィールがこちら。
— Donostiako Klasikoa (@dklasikoa) July 30, 2022
🏔 Azkenaurreko mendatea hasi da. Erlaitz!
🍅 @euskolabel
✍️ @gregariosdelujo
💙 #Klasikoa2022 💚 pic.twitter.com/Tme0So7B97
この登りでまずはチームEFのエステバン・チャベス(Esteban Chaves)がスピードをあげていくが、その後で入れ替わるように優勝候補のレムコ・エヴェネプールが加速して、先頭集団から抜け出す。
レムコ・エヴェネプール(QST)がアタック、サイモン・イェーツ(BEX)がついていく!
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】ツール・ド・フランス ファム開催中🇫🇷 (@jspocycle) July 30, 2022
Cycle*2022 クラシカ・サンセバスティアン
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信中〜#Klasikoa2022 #jspocycle pic.twitter.com/K70L1b8UGq
これにサイモン・イエーツ(Simon Yates)だけがついていく。
しかしレムコはサイモンにチェックされたことも全く意に介していないように自分のペースでペダルを踏み続ける。
レムコはTTが得意なだけに一定の高出力を維持するのは得意。一定の勾配が続く山で淡々としかし力強く走り続ける。
これにサイモン・イエーツがついていけない。ゴールまで残り40km以上もあるところでレムコの独走がスタートする。
(‘A`)「アカン、レムコのパターン入った。これもう決まりやろ」
レムコはそのまま快走。後続はイネオスのパヴェル・シヴァコフ(Pavel Sivakov)とカルロス・ロドリゲス(Carlos Rodríguez)。シヴァコフがロドリゲスの前でずっと走行し、アシストとして牽引する。
しかし、レムコとの差がまったく縮小しない。
そしてゴール地点にレムコが独走のまま戻ってくる。後続のイネオスコンビとは1分以上の差。だがこの時点ではまだレース終了ではなく、あと1周残っている。
ラスト1周には今日最大の難所が登場する。最大斜度19%をほこる2級山岳MURGIL(ムルギル)だ。
— Donostiako Klasikoa (@dklasikoa) July 30, 2022
🚴♂️ IGELDO Y PARA CASA.
🏔Azkena. Motzena. BAINA GOGORRENA.🔥
🍅 @euskolabel
✍️ @gregariosdelujo
💙 #Klasikoa2022 💚 pic.twitter.com/mgKL5E8TiP
この山にはバスクのオレンジ軍団が集結し大盛りあがり。まるでグランツールの名物峠のような熱い盛況。
本日のバスク的応援風景
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】ツール・ド・フランス ファム開催中🇫🇷 (@jspocycle) July 30, 2022
すごい歓声、ものすごい盛り上がり
Cycle*2022 クラシカ・サンセバスティアン
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信中〜#Klasikoa2022 #jspocycle pic.twitter.com/RxwGbVSefw
もうこの時点で後続とは2分ほどの差。そしてこの差がさらに開いてる。もうレムコの優勝は確定と言っていい。
一方後続のイネオスコンビだが、なんとアシスト役だと思ってたパヴェル・シヴァコフが登りで先行し、ロドリゲスが遅れていく。それからはシヴァコフが単独でレムコを追う。だがもはやレムコとの差は決定的。
そんなシヴァコフをいつのまにか激しく追い上げていた選手がいた。ツール・ド・フランスでユンボ・ヴィズマを支えた1人、ティシュ・ベノート(Tiesj Benoot)だ。この二人で2位、3位争い。
その二人から遅れたロドリゲスはトレックのフ○ッキ○・ス○ムさんことバウケ・モレマ(Bauke Mollema)に追いつかれる。4位争いが勃発。
白熱必死の3位争い、そして目の前には美しいビスケー湾
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】ツール・ド・フランス ファム開催中🇫🇷 (@jspocycle) July 30, 2022
Cycle*2022 クラシカ・サンセバスティアン
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信中〜#Klasikoa2022 #jspocycle pic.twitter.com/X9nv3GGHmh
仮にモレマが4位になったとすれば、過去10年のこの大会でモレマは2011年DNS→5位→9位→2位→6位→2016年1位→3位→2位→5位→昨年10位となっているので10年連続でトップ10達成となる。
これはこれでなんか新しい記録となりそうだが、どうなのだろうか。
そしてレムコ圧勝のゴールシーンをどうぞ。
残り距離44.6kmで独走を開始したレムコ・エヴェネプール(QST)🐺、下りも上り鮮やかにこなし圧倒的強さで、2019年以来2度目の優勝!
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】ツール・ド・フランス ファム開催中🇫🇷 (@jspocycle) July 30, 2022
Cycle*2022 クラシカ・サンセバスティアン
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信中〜https://t.co/F9XfpKcXb8#Klasikoa2022 #jspocycle pic.twitter.com/E2r5jDKpPX
これでレムコは最高の状態でブエルタ・エスパーニャへ殴り込みをかけることになる。
期待されたグランツール適性はこれまでのところ発揮できないままだが、はたしてブエルタでは三週間のレースで総合優勝を狙えるようになった新生レムコまたは覚醒レムコが見られるのだろうか?
のちほど。
1 | レムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel) | Quick-Step Alpha Vinyl Team | 1位との差 |
2 | パヴェル・シヴァコフ(Pavel Sivakov) | INEOS Grenadiers | 1:58 |
3 | ティシュ・ベノート(Tiesj Benoot) | Jumbo-Visma | 2:31 |
4 | バウケ・モレマ(Bauke Mollema) | Trek – Segafredo | 3:11 |
5 | カルロス・ロドリゲス(Carlos Rodríguez) | INEOS Grenadiers | ,, |
6 | サイモン・イエーツ(Simon Yates) | Team BikeExchange – Jayco | 3:28 |
7 | トムス・スクインシュ(Toms Skujiņš) | Trek – Segafredo | 4:09 |
8 | マティアス・スケルモース(Mattias Skjelmose Jensen) | Trek – Segafredo | ,, |
9 | リゴベルト・ウラン(Rigoberto Urán) | EF Education-EasyPost | ,, |
10 | ロレンツォ・ロータ(Lorenzo Rota) | Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux | ,, |