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新コロのロックダウンと売れ筋商品の変遷

シマノの2022年4月~6月決算と世界の自転車ブームの沈静化

シマノの2022上半期決算

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シマノが今年の4月~6月の決算を発表した。以下、簡単に主要な数字だけ抜粋してリストアップ。

→シマノ決算短信PDF(直リン)

  • 2022年1月~6月までの累計の連結経常利益は921億円。前年同期比24.7%増
  • 通期の連結経常利益の予想を1631億円→1745億円へ上方修正。7.0%増
  • 2022年4-6月期(第2Q)の連結経常利益は527億円。前年同期比42.7%増。一方で売上営業利益率は前年同期の27.0%→26.9%

上の短信では今年の世界規模の自転車業界の動向についてシマノは次のようにその見解を述べる。

海外市場において、欧州市場では、引き続き好調なE-BIKE需要に支えられ、自転車および自転車関連商品の販売は底堅く推移しました。完成車の市場在庫について、一部地域の需要が落ち着きを見せ始めたこともあり適正な水準に近づきました。

北米市場では、ハイエンドクラスの完成車の需要は底堅く市場在庫は低い水準で推移した一方、ミドルクラスの需要は落ち着きを見せ始めました。

アジア・中南米市場では、自転車への強い関心は沈静化し、日本市場においては、引き続きスポーツ自転車と電動アシストバイクに対する需要は底堅く推移した一方で、エントリークラスのロードバイクの在庫不足もあり店頭販売は低調でした。

このような市況の下、ロードバイク向け高級モデル「DURA-ACE」と「ULTEGRA」、電動アシストスポーツバイクコンポーネントSHIMANO STEPSシリーズをはじめ、幅広い製品に対して多くのご注文を頂きました。

というように世界的にもコロナ禍に伴う自転車需要の一時的な過熱は沈静化に向かっているようだ。

そしてやはり電動アシストバイクの需要は世界的に勢いが続いているもよう。将来的に都市部における交通手段の主役になりうるかもしれない。

ただシマノのパーツ在庫不足についてはまだ完全解消には少し時間がかかりそうな感じ。


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