アスタナのミケーレ・ガッツォーリがドーピングで、1年間の出場禁止処分、チームとの契約も解消
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今年からアスタナで走るイタリア人新人プロのミケーレ・ガッツォーリ(Michele Gazzoli)が、ドーピングにより1年間の出場禁止処分、そしてアスタナとの契約も同時に解消となった。
チームからの発表をどうぞ。
STATEMENT on Michele Gazzolihttps://t.co/rhbG4oNFm8 pic.twitter.com/VlJ8oST5Zb
— Astana Qazaqstan Team (@AstanaQazTeam) August 11, 2022
ミケーレ・ガッツォーリは現在23歳のイタリア人。昨年までコンチネンタルチームのTeam Colpack Ballanで走っていたが今年からアスタナと契約しプロになっていた。
ガッツォーリは禁止薬物の刺激性 ツアミノヘプタンについてAサンプルで陽性反応が出た。2月のレース、ヴォルタ・アン・アルガルヴェ(Volta ao Algarve)中に実施されたドーピング・コントロールで採取されたサンプルによってそれが判明したとのこと。
ツアミノヘプタンは、ドーピング物質のカテゴリーでいうとクラス6(Class 6)に分類されているもので、それは刺激性物質のカテゴリーとなっている。(刺激とは何かなど化学的なことは全くよくわからないが)
ミケーレ・ガッツォーリ本人の弁明によると、「鼻詰まり解消のために、薬局で買った鼻スプレーを使ったのが原因で、わざとじゃない。知らんかったんや」とのこと。
この弁明を受けて、おそらくそれに根拠が相当程度あると認められたのだろう、UCIなど当局は過失的ドーピング違反と判断。それゆえ1年間という短期のレース禁止となった。
ミケーレ・ガッツォーリが取るべきだった正解は、勝手に薬局で買うのではなくチームに相談してから行動すべきだったということになるだろう。