レムコ・エヴェネプール「エガン・ベルナルとの戦いで学んだ」
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2022ブエルタ・ア・エスパーニャにクイックステップ(Quick Step-Alpha Vinyl)のエースとして出場しているベルギーの至宝、レムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)。
昨夜の第6ステージは今大会初の1級山岳の山頂フィニッシュだったが、プリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič)たちを出し抜き、総合首位を奪取。はやくもマイヨ・ロホに袖を通すことに成功した。
まだ序盤でしかないが、それでもなんの問題もなく順調に走れていると思わせる。
そんなレムコだが、このブエルタでのしっかりとした走り方は過去の失敗から得た教訓をしっかりと活かそうとした結果のようだ。
情報源:Evenepoel says he’s learned from mistakes of 2021 rivalry with Bernal
情報源記事で、レムコ・エヴェネプールの言葉が掲載されているが、レムコがそれまでの自分の走り方を反省し、グランツールでの正しい戦い方を学ぶきっかけとなった失敗事例として、昨年のブエルタ・ア・エスパーニャジロ・デ・イタリアでの走りを挙げる。
そのジロでは、エガン・ベルナルらと競っていたときに、ボーナスタイムとしてほんの数秒を稼ぐために中間スプリントで体力を使ったことを反省点として挙げる。
数秒のために脚を使うのは非合理的で効率が悪いと理解したとのこと。
レムコ曰く、「ファンタスティックな勝ち方でなければならない。だから長距離アタックで独走がイケてる」と思っていたらしい。実際これまでの勝ち方を見ると、ワンデイレースなどではそうした勝ち方がレムコの必勝パターンであることは間違いない。
しかしやはりグランツールで総合優勝を目指すためには、そんな走り方をしていれば体力が持たないとわかったようだ。
そこで今年のブエルタでは、保守的に防御的に走ることこそが総合優勝のためには合理的だと考え、そうしたスマートで優等生的な走りを心がけているようだ。
レムコのファンからすれば、おとなしい走りが続き少し不満かもしれないが、それでも昨日の第6ステージのようにチャンスがあれば最後の最後で果敢に攻める姿も見られることもある。総合優勝の壁は厚いが、教訓を学びながら走る若きエースが最後にどんな場所にたどり着くのか期待したい。
>グランツールでの正しい戦い方を学ぶきっかけとなった失敗事例として、昨年のブエルタ・ア・エスパーニャでの走りを挙げる。
ジロ・デ・イタリアの間違いではないでしょうか?レムコはまだグランツール2度目で、ブエルタは初出場です
“he will not make the same mistakes he did when vying with Egan Bernal at the Giro last year.”
おっと、これは混乱してたブヒね。
修正完了ブヒ。
コメントあざっす!