レムコの強さはポガチャルと同じ?ジョアン・アルメイダが語るブエルタ第1週におけるレムコ・エヴェネプールの強さ
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昨日休息日で今日から第2週目が始まる2022ブエルタ・ア・エスパーニャ。
第1週目の最大のポイントといえば、おそらくみんなの予想以上に登れているレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)の強さだろう。
そんなレムコの強さについて、チームUAEのジョアン・アルメイダ(João Almeida)が「今のレムコについていけるのは、タデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)だけ」と形容する。
情報源:João Almeida: Only Tadej Pogačar could follow Remco Evenepoel at the Vuelta a España right now
現在チームUAEとしては、スペインの天才新人フアン・アユソー(Juan Ayuso)がレムコから2分36秒遅れで総合5位、そしてアルメイダは4分32秒遅れで総合7位。
休息日にメディアの取材を受けたアルメイダは次のように話したらしい。
“For the moment, yes. I think that at the moment only Pogačar could follow him,”
訳「現時点ではそうやね。昨日までのレムコについていけたのはポガチャルだけやろうね」
“In the last days, he’s been really strong. But there are still two weeks to go, and we don’t know how he will be. However, at the moment, he is going really well, and he is almost unbeatable.”
訳「ここ数日のレムコはほんとヤバかった。でもブエルタはまだ2週間続くし、彼がどうなるかはわからへんしね。でも現時点ではレムコは相当調子がいいし、ほぼ無敵という感じよ」
とこのように話す。
ツール・ド・フランス三連覇を逃したとはいえタデイ・ポガチャルと比較されるとはなんたる栄誉(?)。レムコとしても最高の賛辞だろう。
一方スペインの若き天才フアン・アユソーは、自身のこれからのブエルタの戦い方について、「結果も出せたらいいと思ってるけど、特に目標というのは決めていない。それを設定したら、達成できなかったときにまるで失敗したみたいに捉えてしまうからね。そういうのはそれは違うと思うからね」という内容のことを話す。
もちろんチャンスがあれば勝利も狙うが、最優先事項としてはあくまで1日1日しっかりと走るということだけ、それに集中していくようだ。
彼自身の調子という点では、どうやらブエルタにはそもそもパーフェクトな仕上がりで臨んでいるわけではないようだ。絶好調とはいえない状態での参戦となったらしい。だからこそまずは1日1日を乗り越えていくという目標なのだろう。
好調のレムコくん、やはり最大の懸念材料はこれまでグランツールの3週間、最終日まで闘い抜いたことがない、という点ではないかと見てます(その点はマチューくんもだけど…)
ポガちゃんは3週間走りきっただけでなく、なんとツール2連覇しちゃってさらに今年は2位ですからねぇ。
それにしてもクイックステップ、後半をどういう戦略でいくのか、面白くなってきました。
おそらくライバルチームも最後の休息日前の第15ステージの超級山岳、そして第3週に照準をあわせてるはず。
特に注目したいのはクイックステップとレムコがその第15ステージを乗り切れるかどうかブヒね。
そこで大きく遅れるようならば、おそらくレムコは第3週も遅れる可能性が高いと思うブヒね。