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今夜の第11ステージは平坦ステージ。なにかトラブルがない限りは総合優勝争いはひとまずお預けとなるだろう。
今日のスタート地点はなんとエルポソ・アリメンタシオンという食品会社の敷地内らしい。ブエルタとは2016年から敢闘賞のスポンサーをしている縁があるようだ。
コースはご覧のとおりよくある普通のコース。いわゆる「ブエルタらしさ」みたいな平坦詐欺はなさそうだ。
今日はスプリンター勢のポイント争いが本命となる1日だが、現在のポイント賞ランキングは次のようになっている。
1 | マッズ・ピーダスン(Mads Pedersen) | Trek – Segafredo | 147 |
2 | レムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel) | Quick-Step Alpha Vinyl Team | 85 |
3 | マルク・ソレル(Marc Soler) | UAE Team Emirates | 81 |
4 | プリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič) | Jumbo-Visma | 73 |
5 | フレッド・ライト(Fred Wright) | Bahrain – Victorious | 67 |
「あれ?サム・ベネットは?」と思う人がいるかもしれないが、サム・ベネットは昨夜の第10ステージを前に、コロナ陽性が判明してブエルタをリタイアしてしまった。
🇪🇸 #LaVuelta22 @Sammmy_Be returned a positive antigen test this morning, and also showed some symptoms. Therefore we decided that he wouldn’t start today’s stage.
— BORA – hansgrohe (@BORAhansgrohe) August 30, 2022
よってマッズ・ピーダスン(Mads Pedersen)がポイント賞の本命だ。2位とは62ポイントの差をつけて独走態勢にある。
サム・ベネットなどのピュアスプリンターに比べると多少の登りにも対応できるため、平坦詐欺が多いブエルタでも期待できる。もともと今大会にはポイント賞獲得のために参戦しているのでモチベーションもかなり高い。
ゴール前10kmに中間スプリントポイントがあるが、ピーダスン&トレックがそこで1位通過しようとするのか、それとも、その時点ではまだ逃げを捕まえないであくまでゴール前スプリントだけに注力するのか。
ライバルであるサム・ベネットがいなくなっただけに、ゴール前スプリントでピーダスンが勝てる可能性は高くなったとも言えるので、中間スプリントでコツコツ稼ぐ作戦の重要度は少し下げるのか?
はたしてピーダスンとトレックがどのような作戦をとるのか。