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開催中の2022ブエルタ・ア・エスパーニャで総合成績を狙うイネオスのエースの一人(?)として走るテイオ・ゲイガン・ハート(Tao Geoghegan Hart)。
そんな彼が昨日の第10ステージでメディアの取材に応じ、「先週からブエルタは東京五輪にとても似ている」と話す。
情報源:Tao Geoghegan Hart: Humidity at Vuelta a España has been ‘like in a jungle’
一体何が東京五輪と似ているのかといえば、天候・気象だ。特に湿度が高いこと。ゲイガンハートは次のように話す。
“Every day, in the last week has been soaking wet, even in Asturias and Cantabria. You can’t see it on TV or hear it in a podcast, but we were dripping really crazy, like in a jungle. Today was more of the same. There was no solar radiation, but high humidity, very similar to Tokyo [at the Olympics] actually,”
訳「毎日、特に先週から汗でびしょびしょや。AsturiasやCantabriaといった場所でも同じ。TVやポッドキャストではわかりにくいやろうけど、選手はマジで大量の汗でヤバイ。まるでジャングルやで。第10ステージも同じ状況。太陽光の放射はないんやけど、とにかく湿度が高い。東京五輪にマジでそっくり」
気温は特に暑くないようだが、湿度が高いために発汗が多く、結局気温がとても高い場合と同じことになっていると続ける。「普通のタイムトライアルとは異なる環境」と。
こういった気候的な要素が、今後のブエルタの争いにも影響を及ぼすことになるのだろうか?
寒い地域から暑い地域へ移動すると体の順応に不具合が出ることはよく言われるが、もともと湿度が高く大量に汗をかく環境にいたならば気温が高い地域へ移動しても肉体の順応はスムーズにいきそうだが、どうなのだろう。