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ブエルタは21人がコロナ陽性も、大会ディレクター「感染拡大のおそれがある一般状態ではない」

今年のブエルタはすでに21人がコロナでリタイア。

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昨夜の第11ステージではそのスタート前にバイクエクスチェンジのエースだったサイモン・イエーツ(Simon Yates)や、イネオスのパヴェル・シヴァコフ(Pavel Sivakov)らもコロナ陽性でブエルタをリタイアとなった。

昨日までに21人もの選手がコロナで大会を離脱している。

だがブエルタ運営側は、特に危険な状態ではないという認識だ。

情報源:‘No general state of concern’ about COVID-19, says Vuelta a España director

相次ぐコロナ陽性判明に懸念を示すメディアの取材に対してブエルタのディレクターJavier Guillénは次のように話す。

“There isn’t any kind of medical situation going on,”

訳「今はなんらの医療状況が進行中というわけではない」

I stick to medical criteria, I don’t know what’s going to happen, but what I do know or understand is that there is no general state of concern.”

訳「医学的基準を遵守して行動しようとしている。自分としては今後どうなるかは現時点でわからないが、今自分が知る限りでは、現時点で感染拡大の一般的状態にあるとは考えていない」

このように述べて、プロトンなどに感染拡大の懸念があることを否定している。そのため各チームなどに対してもこれまで同様の対コロナプロトコル(感染予防策)を続けるという考えだ。

ただチームによっては、現在の状況に不公平感を覚える監督たちもいるようだ。

検査で陽性と出て大会から離脱せざるを得なかった選手でも無症状の事例もそれなりにあり、また、ロードレースの外の欧米社会はすでにコロナは終わったもの扱いでコロナ前に戻っているのに、プロトンでは今でもコロナに振り回され続けているといった現実もあるからだ。

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