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昨夜の2022ブエルタ第13ステージで得意とするゴール前レイアウトでまさにそのとおりに完勝した元世界王者のマッズ・ピーダースン(Mads Pedersen)。本当に完璧な動きと圧倒的スピードでパーフェクトなゴールシーンだった。
絶好調とも言うべき今の状態で、ブエルタ後の世界選手権でも勝てる可能性があると思われる。しかし、ピーダースン曰く「世界選には出ない」。
情報源:‘I have a life next to cycling’ – Mads Pedersen rules himself out of Wollongong Worlds
昨夜のゴール後にメディアに対してピーダースンは次のように述べる。
“I know the shape is super good, but I also have a life next to cycling and I also have a family at home. I don’t see them enough,”
訳「たしかに自分でも今は絶好調だと感じてる。でも同時にレースだけという生き方はしない。自分には家族がいるし、家族と過ごす時間が足りてないからね」
このように述べて、ブエルタ後は世界選にデンマーク代表としては出場せずに、家族とのんびり過ごすことを選択するようだ。
仮に世界選に出場するとすれば、スペインから今度はオーストラリアまで移動しなければならない。世界選の準備も含めると1週間ほどかかる。その間家族と離れるのはイヤだと言う。
また今年についてはかなり満足度の高い走りができて本人的にはとても幸せで誇らしいようだ。実際にピーダースンは昨日のブエルタでの勝利だけにとどまらず、今年のツール・ド・フランスでも同じ第13ステージで勝利している。1年で2つのグランツールでステージ勝利というのは素晴らしいもの。パリ〜ニースなど他のレースでも勝利したり、モニュメントのミラノ〜サンレモやロンド・ファン・フランデレンでも上位でフィニッシュ。
ピーダースンが出ないとなればデンマーク代表メンバーがどうなるか気になるところ。
ツールでポガチャルを破り総合優勝したヨナス・ヴィンゲゴー、おなじくツールで大活躍したマグナス・コルト・ニールセン、さらにはカスパー・アスグリーン、ヤコブ・フルサン、ミッケル・フレーリク・ホノレなど力のある選手が同国には揃っている。
しかしそのうちアスグリーンについては慢性疲労症候群でレース活動は休止中、また、ヴィンゲゴーについても世界選は出場しない予定だ。