Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
今夜の2022ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージは山岳ステージで、「絶望」という名前の2級山岳ラ・デセスペラが登場する。
その絶望は、登坂距離3.7kmで平均斜度9.4%。序盤には12%区間もあるようだ。ただそうはいってもやはり2級山岳であること、そしてゴールまでまだ90km近くある地点での山ということで、その絶望もメインディッシュにはなり得ない。
勝負の舞台はやはりその後に続く2つの1級山岳だろう。この2つの1級山岳だが、実は同じ山だ。つまり1級山岳アルト・デル・ピオルナルを2度登ることになる。
1度目は東側からの登坂。ゴールの舞台となる2度目は西側からの登坂。ゴール地点は1度目の登坂よりも標高が低い場所に設定されている。
最後のゴール地点のほうを標高高くしたほうが「見栄え」が良い感じもするが、まぁゴール地点となる自治体からの要望とか、チームバスなど関係車両の待機場所の確保とか、設備面とか交通面の問題などいろいろ事情があるのだろう。
この二重登坂だが、どうやら一定勾配の九十九折がずっと続くタイプの登りらしい。ということは、激坂で何度もアタックをかけてインターバル的な走りで突き放すタイプのクライマーよりは、TTスペシャリストのように一定の出力を安定して長時間出し続けるタイプの選手が有利と思われる。
ということは、ステージ優勝は・・・ジェイ・ヴァイン(Jay Vine)!?