最後は2連続1級山岳!今夜の2022ブエルタ第20ステージのコースについて
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ついに今年のブエルタ・ア・エスパーニャも残すところ2ステージとなった。そんな今日は大会最後の山岳ステージ。最終日はマドリードの平坦ステージなので、実質的には今日が総合優勝決定日である。
そんな今日の山岳ステージは、難関山岳が5つ詰め込まれている。
スタートしてしょっぱなから1級山岳、その後2級→2級→1級→1級と続く。
最初の1級山岳プエルト・デ・ナバセラダは、登坂距離10.3km、平均斜度6.8%、最大斜度13%。
2つ目の1級山岳ラ・モルクエラは登坂距離9.4km、平均斜度6.9%、最大斜度12%。
そしてその直後の最後の1級山岳コトスは、登坂距離10.3km、平均斜度6.9%、最大斜度10%。
どちらも特別クレイジーな登りというわけではないが、1級山岳が連続している点がやはり難易度を高くしている。しかも選手はみんな疲れキッテル状態での登坂。疲労困憊の体でまさに地獄の我慢比べとなるだろう。
もちろんベルギーの至宝レムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)の総合優勝の可能性は非常に高い。しかしそれでも何があるのかわからないのがロードレース。そんなレムコが絶対にさけなければならないのが落車。特に下りでの落車は命取りになりかねない。安全に下ってほしい。それができるだけのタイムマージンは十分あるはずだ。
ステージ優勝予想は誰がいいだろうか。ティボー・ピノ(Thibaut Pinot)を推したいところだが、ルイス・メインチェス(Louis Meintjes)も可能性ありそう。リチャル・カラパス(Richard Carapaz)はどうだろう?ひょっとしたらクリス・フルーム(Chris Froome)も積極的に逃げるかも?