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ロードレース史上最高のレジェンド、エディ・メルクス(Eddy Merckx)。そんな彼の母国ベルギーから新しいエリート男子ロードレース世界王者が誕生した。その名はレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)。
メルクス自身、自分の息子と世界選をTVで見ていたようだ。そんなメルクスは、新世界王者レムコへ何よりもまずやるべきことをアドバイスする。
情報源:Merckx: first and foremost Remco has to enjoy being World Champion
メルクスがレムコへ送るアドバイスは、「何よりもまず世界王者であることを楽しむこと」。やはり世界王者に集まる世間の注目、周囲からのプレッシャーはかなりのものだろう。メルクス自身がそれを何度も経験しているからこそわかる。自身の経験からのアドバイスと言える。
そんなプレッシャーによって余計な疲労だったり、不必要な怪我だったりスランプだったりに陥るかもしれない。まぁ勝ち気なレムコだけに性格上そういうのもなさそうな気もするが。
またメルクスは、レムコの世界選での勝ち方について、
“I enjoyed watching it, specially the way he pulled it off. It couldn’t be better.”
訳「見ていておもしろかった。特にあの勝ち方はいいね、最高だ」
と称賛する。同時に「ライバルたちから頭1つ抜きん出ていた」とも話す。
そして今後レムコについて世間の最大の関心事となるであろう来年のツール・ド・フランス出場については、「もちろん彼自身が決めることやけど、ツールに出ないなんてことある?世界最高の舞台やで」と話し、メルクス自身レムコのツール出場に期待を寄せているようだ。