2022イル・ロンバルディアのコース
2022年度最後のモニュメント、イル・ロンバルディアの今年のコースについて
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来週10月8日の土曜日に開催される年間最後のモニュメントにして、多くの選手にとって年間最後のワールドツアーレースでもあるイタリアのイル・ロンバルディア(Il Lombardia)の今年のコースを簡単に紹介。
なお大会公式サイトの英語版の説明の「TECHNICAL INFO」項目が全く今年度のコースの紹介になっておらずめちゃくちゃなのでまともに読んではいけない()。実にイタリアらしい。パスタ半分に折るぞ。
全走行距離は253km。公式サイトでは次の4つの登りのデータが画像として紹介されている。
このうち本格的にレースが動き始めるのはおそらく、スタートから180km地点から始まるGHIZALLOへの登りとなるのではないだろうか。登り始めてすぐに最大斜度14%区間が、そして山頂手前で斜度12%区間がある。
ここで逃げグループやプロトンで勝てそうな選手を絞り込むような動きが見られる気がする。
その後に続くBATTGLIAとCIVIGLIOで再び絞り込みの動きが起こって、最後の2回目となるBATTAGLIAの山頂手前の10%区間で決定的な動きが起こり、ソロでの逃げ切り、または数名でのゴールスプリントへ・・・という展開となる可能性が高いと思われる。
なお昨年はタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)がとんでもない強さを見せて優勝した。