アレハンドロ・バルベルデ「コンディションは最高」。ラストレースとなる今日イル・ロンバルディアで最後の伝説を残せるか?
今日ラストレースのアレハンドロ・バルベルデ(42)「最高の状態でロンバルディアに臨める」
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今年限りで輝かしいキャリアから引退する42歳のスペイン人レジェンド、アレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde)。通称バ師匠。
今夜の年間最後のモニュメントのイル・ロンバルディア(Il Lombardia)が現役最後のレースとなるが、本人曰く「調子は最高」とのこと。
情報源:Valverde set to bow out in Il Lombardia ‘in top form’
ブエルタ後はひき逃げにあったり、インフルにかかったりといったトラブルがあったものの、現在はトップコンディションだと述べる。実際にここ最近は、Coppa Agostoniで2位、Giro dell’Emiliaで4位、Tre Valli Varesineで3位と引退直前の42歳とは思えないような安定度を見せている。
これまで何年も「本当に今年でやめるのか?」みたいなことを質問され続けてきたバルベルデだが、残念ながら(?)「今日のロンバルディアがどんな結果になろうとも、今のいい状態のまま引退する」と最後に明言。引退の考えに変化はない。
チームMovistarの作戦とすれば、同じく好調なエンリク・マス(Enric Mas)とのダブルエース体制でアタックをしかけてというのもあり得ると言う。
これまでのバルベルデの主要な戦績は、
- モニュメントのリエージュを4回優勝
- ユイの壁ことフレッシュ・ワロンヌを5回優勝
- ブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝が1回、そして12回のステージ優勝
- ツール・ド・フランスで4回のステージ優勝
- クリテリウム・ドゥ・ドーフィネで2回の総合優勝
- 2018年世界選手権ロードレースで優勝
- ボルタ・ア・カタルーニャ(Volta Ciclista a Catalunya)で3回の総合優勝と、9回のステージ優勝
などなど輝かしいキャリアを積み上げてきた。そんな42歳の伝説が最後のレースで有終の美を飾れるか?