来年ポガチャルはジロ&ツールのダブルはなし
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ロードレース界の若きスーパースターの1人、タデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)。そのレーススタイルは、チャンスがのあれば全力で勝ちにいくスタイル。
今年は残念ながらツール・ド・フランス総合優勝はヨナス・ヴィンゲゴーに奪われ3連覇は達成できなかったが相変わらずのその強さは言うまでもない。
そんな彼には、ツールだけでなくジロ・デ・イタリア参戦の期待が周囲から、特にジロ主催者側から寄せられていると思われる。ポガチャルが出場すればジロの価値も上がるからだ。
しかし、ポガチャルが所属するUAE Team Emiratesとしては、来年もツールが最優先で、ジロ&ツールのダブルはないと話す。
情報源:Legendarni strokovnjak o superlativih na račun Tadeja Pogačarja
ジロ&ツールのダブルといえば、歴史上最後に達成したのは1998年のマルコ・パンターニ。それ以降は誰も成し遂げられていない。
現代のロードレースは高速化し、より厳しいものとなり、高度に組織化・情報化・専門化されていることに加えて、やはり今のレースカレンダーではジロとツールの間が1ヶ月程度しかなく、ジロでの疲労を完全に回復させる難しさもある。
特に来年はジロが終わってその3週間後のツールとなるため、今年よりもさらに回復期間が短くなる。
そうしたジロとツールの間隔の短さをUAEのマネージャーのJoxean Fernández Matxínは大きな問題と見ていて、そのため来年はポガチャルのダブルはないと考えている。
ただポガチャルのダブルを完全に否定するのではなく、将来的にはそれに挑戦するのもありだと話す。24歳という年齢ではまだダブルは不適切だと言う。現状でもポガチャルにとって不可能ではないだろうが、その結果が将来に及ぼすことを考えるとやはり現t時点では否定的にならざるを得ないという趣旨のことも話す。
フルームさんは、ダブル優勝の可能性もあったけど、その年は同じチームメイトのGさんが総合優勝でしたね。ライバルは実は身内だったんだと当時思っていました・・
2018年はジロでのあの伝説的な独走勝利から、まさに最強Sky&最強フルームという流れでツールだっただけに、ダブルの可能性・期待は大きかったブヒね。
あの年のツールは、Gとフルームのどちらがエースだったのかいろいろ見方ができる大会だっただけに楽しかったブヒね。