ProTeamのドローン・ホッパーはやはり消滅か。ProTeamライセンス申請せず、今後はコンチネンタルチームとして生き残ることを模索
Share your love
少し前にProTeamのドローン・ホッパー・アンドローニ・ジョカトリ(Drone Hopper-Androni Giocattoli)がスポンサーであるDrone Hopper社の経営難に起因して、チームへの資金供与が滞り、選手の給与が支払うことができなくなっていたという報道を紹介した。下の記事がそれだ。
また、先日はUCIから2023年シーズンからワールドツアーそしてProTeamとして活動するためのチームライセンスを申請したチームが発表されたが、その中に、ドローン・ホッパー・アンドローニ・ジョカトリの名前はなかった。
こういったことについて同チームのボスGianni Savioは、来年からProTeamとして活動することは考えていないということを表明した。
情報源:Ciclismo, Gianni Savio: “Drone Hopper non paga da 3 mesi. Per il 2023 penso ad una Continental”
その記事でまず現時点でのチームの財政状況は健全であると主張。給与未払いも解決し、今年については金銭問題のないまま終わることができると言う。
そして来年以降については、チームそのものが完全に解散・消滅するというよりは規模を縮小し継続させるべく奮闘中とのこと。その場合はProTeamではなくさらに下のカテゴリーであるコンチネンタルチームとして活動できるよう模索中とのことだ。
問題のドローン・ホッパー社との関係については今後完全に断ち切るというわけではなく、来年からも同社の経営状況が上向けばまたスポンサーとして契約する可能性もあると話す。
企業経営はいつも困難がつきまとうもの、そしてはそれはロードレースのチームのスポンサー探しも同じ。できるだけスポンサー獲得のための門戸は広げておくのが良いとの考えだろう。