マーク・カヴェンディッシュ「来年のツールはスプリンターに多くのチャンスがある」

さきほどの記事「2023ツール・ド・フランスの全コースとその概要・特徴」で、来年のツールのコースの概要を簡単に紹介した。

そこでも書いたが来年は「クライマーのための大会」と主催者側は述べているが、一方でスプリンター向けのステージが8つも存在する。（形式的な平坦ステージは6つ）

昨夜開催されたツールのプレゼンに出席したマーク・カヴェンディッシュは、その来年のコースを見てやはり「スプリンターにもチャンスが多い」と話す。

情報源：Mark Cavendish eyes ‘ample’ sprint opportunities at Tour de France

同時に、バスクのビルバオからスタートする初日のアップダウンの多いステージや、その後の数日間を警戒して、次のように述べる。

I think that the start is going to be the hardest one I’ve seen in my career but exciting and it’s going to be a good show. It will change things up with the GC riders dictating things pretty early on rather than setting into it.”

訳「自分の経験の中で最もタフなツールの初日になりそうやねぇ。でも楽しみ。ファンも楽しめると思う。総合系の選手も言ってるけど総合争いが想定よりもかなり早い段階で動くかも」

ただ、先日から伝えられているようにマーク・カヴェンディッシュ自身はまだ来年度の契約が発表されていない。というのも、移籍先だと思われている現B&B Hotels – KTMが、まだ来年度のメインスポンサーと契約できていないからだ。そのため来年のチームの体制がまだ現実化していない。