来年アラフィリップは再びロンド(フランドル)出場か
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クイックステップの前世界王者ジュリアン・アラフィリップ(Julian Alaphilippe)が、来年は再び石畳モニュメントのロンド・ファン・フランデレン(Ronde van Vlaanderen)に出場しようと考えているようだ。
情報源:Soudal-QuickStep, Julian Alaphilippe guarda di nuovo al Fiandre per il 2023
来年からチームは新スポンサーのスーダル(Soudal)社がタイトルスポンサーの1つとなりスーダル・クイックステップ(SoudalーQuickStep)としてスタートする。またアラフィリップ自身も世界王者という肩書がなくなり、そのプレッシャーから解放され、ある意味生まれ変わってのスタートとなる。そこでアラフィリップとしては、来年はゼロからの再スタートで何か新しいことに挑戦したいという思いがあるようだ。
アラフィリップのロンド参戦といえば2020年大会が初。マチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)とワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)との3人で抜け出したものの、最後の最後で路上で停車していたオートバイと接触し落車。DNFという結果に終わった。そして昨年の2021年大会にも出場したが、今年は出場せずにアルデンヌ・クラシックだけに集中した。
また今年はリエージュでの激しい落車による重傷やコロナなどもあり、ツール・ド・フランスには出場できなかった。
来年は気分一新でそうした残念なシーズンに終わった今年の悪い流れを払拭できるか。
そしてレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)が来年、彼向けのジロか、それともツールに出るのかどちらになるのかによって、ツールでのアラフィリップでの役割や走り方が変わるだろう。仮にレムコがジロへ行くならば、ツールはアラフィリップとファビオ・ヤコブセン(Fabio Jakobsen)のダブルエース体制となるだろうか?
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