UAEがバーチャル空間で活躍したMichael Vinkと契約
Share your love
タデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)擁するUAE-TeamEmiratesが、新しい選手の獲得を発表した。その選手は、現在アルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin-Deceuninck)で走るZwift出身のジェイ・ヴァイン(Jay Vine)とおなじく、バーチャル空間でのレースで特筆すべき成果を出したMichael Vinkだ。
✍️ We are delighted to announce the signing of @my_whoosh champion @Michael_Vink 🇳🇿 on a one-year deal.
— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) October 31, 2022
Welcome Michael ! 🤝
Full Story > https://t.co/onmgwvoWJN…#UAETeamEmirates #WeAreUAE pic.twitter.com/6J4HeJVaTK
このMichael Vinkは30歳のニュージーランド人。これまでニュージーランドのコンチネンタルチームであるBolton Equities Black Spokeで走っていた。過去にはU23とエリートのカテゴリーでニュージーランド王者に輝いたこともある。
チームUAEでニュージーランド人といえばジョージ・ベネット(George Bennett)。32歳ということでだいたい同じ世代だ。チーム内で会話も弾むだろう。ひょっとしたら今回の契約にはジョージ・ベネットもなんらかの形で関与していたのかもしれない。
Michael VinkがチームUAEの目に止まったのは、UAEに拠点があるバーチャルサイクリングプラットフォームの MyWhooshで良い結果を出していたからだ。 MyWhooshはチームUAEのスポンサーの1つでもある。
なお契約は1年となる。
それにしても昔では考えられなかったこのようなバーチャル空間を利用した新しい選手の発掘だが、今後ますますIT技術の進化とあわせてこうしたリクルートがどんどん増えていきそうだ。ジェイ・ヴァインの強さと活躍をみると期待してしまう。