来年からアルケア・サムシックはビアンキへ。キャニオンから変更で、ビアンキはワールドツアー復帰
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アルケア・サムシック(Arkéa-Samsic)が、チームバイクをこれまでのキャニオン(Canyon)からビアンキ(Bianchi)へ変更することを発表した。同チームのツイッターをどうぞ。
L’Oltre RC, version Arkéa-Samsic.#RideBianchi pic.twitter.com/VylPmiknad
— Team Arkéa Samsic (@Arkea_Samsic) November 3, 2022
ビアンキがワールドツアーへ復帰。
アルケア・サムシックは今年までProTeamだったが、来年度からワールドツアーチームとして活動するライセンスを申請している。それはおそらくほぼ認められるはず。
そして2021年にオーストラリアのワールドツアーチームであるバイクエクスチェンジがビアンキを使っていたが、バイクエクスチェンジは今年からジャイアント(Giant)へ。それもあり今年はどのワールドツアーチームもビアンキを使っていなかった。
だがしかし1年の空白期間を経てビアンキがワールドツアーへ復帰することになる。ビアンキユーザーにとっては嬉しいニュースだろう。
UCIルールにあわせてエアーディフレクターはなし
アルケアが駆るのは少し前に発表されたばかりの最新のオルトレ(Oltre RC)。その最大の特徴は、F1マシンから着想を得たエアーディフレクターと呼ばれるエアロシステム(パーツ?)。
過去記事:ビアンキから新型Oltre登場。F1マシンの技術を採用したエアフローコクピットが特徴
だがその目玉システムは、UCIルール違反。
過去記事:ビアンキの新Oltre RCはUCIルール違反。UCIがエアディフレクターを問題視
Arkéa-Samsic x @BianchiOfficial 🚲👀#RideBianchi pic.twitter.com/Zilm4cQnKS
— Team Arkéa Samsic (@Arkea_Samsic) November 3, 2022
ただその問題のパーツは取り外せるようになっているようで、今回発表されたアルケアのチームバイク画像にはそのパーツは見当たらない。上の動画を見て欲しい。これでUCIルールに適合し、安心(?)だ。
パーツ構成は次の通り。
- チームバイクは、ロードバイクでOltre RCとSpecialissima、TTバイクはAquila
- コンポとホイールはShimano Dura-Ace Di2
- タイムトライアル用バイクはホイールはVision TT
- SpecialissimaとAquilaのコクピットはVision/FSA
- タイヤはコンチネンタル(Continental)
- サドルはセラ・イタリア(Selle Italia)
- ボトルとボトルケージはElite
- サイコンはWahoo