Giantのセールス好調。前年比で14%増。
Giantの2022第3四半期のセールスが前年比14%増の約3210億円。
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自転車界産業界における巨人ことジャイアント(Giant)。いわずとしれた世界最大の自転車ブランド。そんな同社の売上が好調だ。セールスは前年比で14%増となった。
情報源:Giant sales up 14% compared to last year but shortage of high-end products remains
今回ジャイアントが発表した2022年度第3四半期の決算短信によると、前年同期から14%の売上増となったようだ。セールス総額は約22億ドル(約3210億円)。
ジャイアントが言うには、原材料、輸送システム、労働者の管理・賃金などでコストが増大したとのこと。しかしそれにもかかわらず、好調なセールスとなった。
結果、税処理前の利益は9.9%増加したとのこと。
また高級モデルの在庫は今でも不足がちな状態が継続。しかし、ヨーロッパや北米では全体的に在庫の逼迫は解消される方向に向かっているとのこと。
一方でコロナ需要に支えられた業界は今後コロナ「騒動の縮小」に伴い、業界全体として需要が落ち込むのではとも思われるが、その点についてジャイアントは、たしかに需要が落ち着きつつあると認めながらも、世界各国(特にヨーロッパ?)の政府が環境保護や健康志向の政策を打ち出しつつある情勢をふまえて、自転車産業界のさらなる成長可能性を予想している。
コロナ需要後の予測については、先日シマノの決算短信を伝えたときにシマノの見解も紹介してあるのでまた見ておいてほしい。
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