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ついにSRAMを使ったワウト・ファン・アールト

ワウト・ファン・アールトがついにSRAM仕様のCerveloでシクロクロス登場

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昨日のベルギーのシクロクロスレースのX2Oバドカマートロフェー第4戦では、このシクロクロスシーズンで絶好調のワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)と、そしてこれまでのところ本調子とはいえないような感じのマチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)が対決。ファン・アールトが終盤パンクしたこともあり、マチューが勝利。

昨日の同レースの注目はその両名の対決だけでなく、もう1つ機材面からの注目があった。なぜならJumbo-Vismaは長年連れ添ったShimanoから今年はSRAMへと変更となったからだ。

過去記事:ユンボ・ヴィズマが2023年用チームバイク発表。コンポはシマノからSRAMへ。

そしてついに昨日ワウト・ファン・アールトのバイクのコンポがShimanoからSRAMへと変更になった。

まず下の画像は2022年大晦日までのバイクで、コンポはShimano。

そして2023年となり、昨日のレースのバイクがこちら。SRAMだ。

Jumbo-Vismaのメカニックは、(いつから作業を始めたのかは不明だが)1月1日からの変更に間に合わせるため180台のバイクを全てShimanoからSRAMへと換装(もちろん優先順位はつけているだろうが)。いろいろなメディアへの露出に間に合わせるべく急ピッチで作業を完遂させた。おつかれさん。

情報源:Wout van Aert on switch from Shimano to SRAM: ‘It could certainly happen that I shift wrong’

ファン・アールトはレース前に「SRAMに慣れるには少し時間がかかる。レース中に変速ミスするかも」と言っていたが、実際にレースを終えてみてどうだったのだろう。

上述のようにレースそのものはパンクという要因で勝敗が分かれたわけだが、その時点まで勝負がもつれていたというならば、変速ミスはほとんどなかったのかもしれないし、SRAMの使い心地も満足いくものだったのかもしれない。

それにしてもシクロクロス真っ最中(しかも世界選手権前)にいきなりのコンポ変更。通常のロードレースではなかなか考えられないわけで、見ている側としてはなかなかおもしろい。もちろんこれまでにすでにこっそりと乗り込んでいたと思うが。

【関連過去記事】

ユンボ・ヴィズマが2023年用チームバイク発表。コンポはシマノからSRAMへ。
来年SRAMが新コンポ発表か?モビスターがそのプロトタイプのシフトレバーをテスト中?
SRAM eTapが完全自動変速に?SRAMの特許について
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piginwired
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6 comentarii

  1. ワウトってユンボ加入前はシクロクロスでスラムのRED eTapを使ってたはずなんですが、もう本人も忘れちゃってるんでしょうか笑

    • 我々一般人よりずっと同じ機材にさわる時間多そうだから、いったん慣れてしまうとその感覚が一般人より固定されやすいのかも??
      機材にかなりこだわるプロは多そうだけど、ワウトはそうしたこだわりあるのか知りたいブヒね。

    • プロのメカニックの本音として、電動と非電動のどちらが仕事が楽か、どちらが好きか本音を聞いてみたいブヒね。

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