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ちょうど1年前ほど前、エガン・ベルナルは地元コロンビアでトレーニング中に停車していた大型車両にハイスピードで激突し重傷。それは選手生命を脅かすのに十分過ぎるものだった。
今となってはレースに復帰しているベルナルだが、スペインメディアASのインタビューでその事故当時のことを振り返り、「当時は引退を考えていた」と明かす。
情報源:Egan Bernal: I thought about retirement after life-threatening accident
では、引退しようかと考えていた彼をレース復帰へ向かわせたエネルギーとは一体なんだったのか?何が彼のモチベーションとなったのか?
それは、ベルナル曰く「難しい状況でも自分の復帰を実現しようと尽力してくれた人々の存在」。
そして続けて次のように述べる。
「ちょっと変に聞こえるかもしれへんけど、今思えば自分に起きたことで一番良かった出来事は実はあの事故だった。めっちゃ辛かったけどね」
ひどい怪我を負ったあの事故が一番良かった出来事とはどういうことなのか?
その言葉の真意として、ベルナルは、「家族や神様とより深く関係する機会となったし、すばらしい人々と出会えたからね」と説明する。
続けて来年のツール・ド・フランスに出場することに強い意欲を示す。そのツールでの目的は、単にゴールすることや出場することではなく、より高い総合成績を目的とし、最大限の力を発揮することだと話す。
そして彼が辛い経験を通して人々に伝えたいことがあるとすれば、それは、「何かを成し遂げようとするなら、たとえ成功率がどんなに低くても、戦い続けなければならないといことやね」と述べる。