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昨日の2023ブエルタ・サン・フアン第5ステージでは、そのスタート地点に第4ステージまで山岳賞ジャージを着ていたTomas Contteの姿がなかった。理由は第4ステージで失格(DSQ)となったからだ。一体彼に何が起こったのか?
情報源:Vuelta a San Juan mountains leader disqualified for mechanical aid after crash
このTomas Contte本人のインスタで第4ステージの失格の理由が説明されている。
それによると、Contteはレース途中のゴールまで残り40kmほどの地点で発生した落車に巻き込まれたときに、リアディレイラーがおかしくなって動かなくなったとのこと。
そしてディレイラーを走行中に治すために、走るチームカーにつかまっていた。
その場面のはっきりとしたレース映像はないため詳細はわからないが、審判団はチームカーにつかまる時間が「過度に長すぎた」と判断したのだろう、Tomas Contteを失格としたのだ。
UCIは今シーズン、UCIルールを厳格に適用する傾向にあるようだ。先日のツアー・ダウンアンダーでもチームカーによるドラフティングの時間が長すぎたとして、クイックステップのジェームス・ノックス(James Knox)が失格となっている。
ただ今回の失格という処分には疑問点もある。なぜならば審判団には処分の裁量があるとしても、決してそれは無制約なものではなく、ルール上は罰金やタイムペナルティといった失格よりも軽い選択肢が用意されているため、それらを使うべきであって、失格という重大な処分は重大な違反のときにだけ例外的に、慎重に使うべきではないのかとも考えられるからだ。