時速30kmでもエアロ効果のあるタイヤ?DT SWISSがタイヤ市場に参入の可能性?
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高性能なホイールやそのハブのブランドとして定番の人気ブランドがみんな大好きDT SWISS。そのハブは様々なブランドのホイールにも使われている。
いわばホイールの専門メーカーともいえるDT Swissだが、革新的なタイヤをもってタイヤ市場に殴り込みをかけるかもしれない?
情報源:DT Swiss x Swiss Side Aero Road Tire Can Even Make Slower Riders Faster with Tread Divots
この情報源記事では、DT Swissの新しい特許(US20210354517A1)が紹介されている。それは上述のようにある革新的な技術を使ったタイヤについてものだ。🐷が実際にその特許情報のファイルを見て、そこから抽出した画像が次のものだ。
注目は、タイヤの表面に、長方形の凸凹のようなものがあること。ゴルフで芝生のところから打ったときにできる芝生を刈り取ったようなやつ。これが特許の革新的なもので、この変なトレッドデザインが特別なエアロ効果を発揮するとのこと。
DT Swiss側曰く、「ライバル他社は時速45km以上のときばかりのエアロ効果どうこう言ってるけど、うちのこの特許は時速37kmでも、あるいは時速30kmですらエアロ効果あるんやで!」。詳しいことは特許情報US20210354517A1を検索して読んでもらいたい。
ただあくまで特許情報というだけで、実際にDT Swiss側がこのタイヤを本格的に生産・販売しようとしているのかは不明。だがその可能性はあるだろう。というのも現代のロードバイクのエアロ性能は、なにか1つのパーツだけで考えるのではなく各パーツを総合して得られる総合性能が重要であり、そういった点ではホイールとタイヤをセットでデザインし開発する必要が高いと思われる。
ならば、ホイールメーカーが自社のホイールに最適化したタイヤを作るのもありえなくはない。
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