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シマノ(Shimano)のコンポ

Tiagraも消滅か?シマノが新コンポCUESを発表

シマノから新コンポCUESシリーズが登場。9~11速まで対応する4シリーズ構成。Alivio、Acera、Altusを置き換え、統合する新コンポ。

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大阪の誇り(?)にして日本の誇り(?)の我らがシマノ様から、Shimano CUESという新しいコンポが発表された。CUESとは「Create Unique ExperienceS」の略。これまでのMTB用/クロスバイク用コンポのAlivio、Acera、Altusを置き換えるような立ち位置のコンポとなる。

現時点では基本的には街乗りから軽いトレッキング・グラベルライドまでをカバーするコンポであり、電動自転車(Eバイク)にも使える耐久性を持つものだ。

Shimano CUESの概要と4つの構成

次の日本公式サイトにすでに製品ページができているので見てほしい。

シマノ公式:Shimano CUESシリーズ紹介ページ

CUESシリーズは4つのシリーズから構成されていて、対応スプロケ枚数と区分・特徴は次のようになっている。

  • U4000(9速)・・・気軽なトレイルライドから毎日のカジュアルなライドまで、幅広いラインアップを揃えたエントリークラス
  • U6000(10速)・・・全力でのトレイルライドからスポーティなデイリーユースまで、幅広いスタイルに対応する10スピードのベンチマークシリーズ
  • U6000(11速)・・・全力でのトレイルライドからスポーティなデイリーユースまで、幅広いスタイルに対応する11スピードのベンチマークシリーズ
  • U8000(11速)・・・トレッキングから街乗りまでカバーする、最高峰の11スピードラインアップ
    エレガントなデザインのレバーと、磨き上げられた金属の輝きがアクセント

という4つのシリーズからなる。

製品スペックなどは上の公式サイトからチェックしてほしい。価格は不明。まぁシクロワイアードとか大手メディアが情報出してくれるだろう。

将来的にTiagra消滅?なぜShimano CUESが登場したのか?

これまで細かく分かれていたコンポが統合するべく登場した今回のCUESだが、ようするに仕様や互換性を向上させたということだろう。

おそらく戦略から設計、そして素材調達から生産過程まで全てを根本的に見直して、いわば「CUES規格」というものを策定したのだろう。そのほうが生産効率・製品管理効率も上がるし、コストカットにもつながりやすいと思われる。またラインナップを整理したことで、シマノ社内における今後の戦略についての議論もよりやりやすくなるはずだ。いや知らんけど。

まぁとにかく消費者にとってわかりやすくなるのは大歓迎だ。

ここで気になるのはCUESが11速まで対応するということで、現行のTiagra以下が今後どうなるかだ。

上述のように「現時点では」ロードバイク用コンポを置き換えるものではない。つまりドロップバーに対応するようなコンポではないが、いずれドロップバー用のアイテム(STIレバーとか)も販売されるようだ。そうなればそれはTiagra以下のコンポの消滅を意味するのではないか?

もしかしたら数年後には今まで複雑だったシマノのロード用ラインナップが、お手軽CUES、なんでもいける万能型105またはGRX、本気仕様だけちょっと安いUltegra、プロ用・ガチレース用Dura Aceとすっきりする?

個人的は105もなくしてGRXもしくはUltegraに統合する、または、Ultegraをなくしてさらにすっきりさせたほうがいいと思うが。

あとMTBコンポのラインナップも今後もっとシンプルになりそうな気がする。

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piginwired
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