ドロッパーシートポストふたたび!マテイ・モホリッチがストラーデ・ビアンケとミラノ〜サンレモで使用へ
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昨シーズンに大きな話題をさらったあの秘密兵器が今年もふたたび登場する。そう、ドロッパーシートポストだ。
情報源:Matej Mohoric set to use dropper post again at Milan-San Remo, Strade Bianche too
昨年のモニュメントのミラノ〜サンレモを制したバーレーン・ヴィクトリアスのマテイ・モホリッチ(Matej Mohoric )。最後の難易度の高い下りでリードを奪いゴールまで逃げ切った鮮やかな勝利はみんなも覚えているだろう。そんな彼の勝利を支えた技術の1つがドロッパーシートポストだった。
危険な下りでもシートの高さを低くできれば低重心化によるコーナールング時の安定化と旋回性能が上がる。
そんなシートポストを今年もマテイ・モホリッチが使う。まずは本日のストラーデ・ビアンケで使用し、もちろんその後はミラノ〜サンレモでも使う。次の動画を見てほしい。
🤔 @matmohoric’s Garmin is back?#RideAsOne pic.twitter.com/SYn4xvlb6F
— Team Bahrain Victorious (@BHRVictorious) March 3, 2023
これはマテイ・モホリッチのバイクの動画だが、そのシートポストをみるとドロッパーシートポストが装着されていることがわかる。ちょと「段」になっている部分が見られる。となりのバイクのシートポストと見比べてほしい。
この点につきモホリッチは海外メディアの取材に答えて、「ストラーデ・ビアンケはトリッキーなセクションがいくつかあるからね、そこをより安全に走りたいわけ」と話す。
現在はエアロロードバイクが主流(?)で、シートポストもエアロ形状のものばかりで、ドロッパーシートポストも丸断面のものばかりだが、はたしてエアロロードバイク用のシートポストにもドロッパーシートポストが装着される未来はくるのだろうか。