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英国の国旗

死につつある英国ロードレース界。テイオ・ゲイガン・ハートが深刻な懸念を表明

ゲイガン・ハート「イギリスのロードレースシーンは死につつある」

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イネオスのテイオ・ゲイガン・ハート(Tao Geoghegan Hart)が、英国のロードレース界が死につつあると重大な懸念を表明している。

情報源:Geoghegan Hart voices serious concern over “dying” British cycling

ゲイガン・ハートは、今の英国ロードレース界は彼のキャリアの中でも最悪の状態だと表現する。

どういうことかといえば、イネオス以外のプロチームがなく、プロチームが参加する大きな大会もなくなっているという現実があるとのこと。どんどんプロが活動できる機会が英国では失われつつあるということだ。

さらにバイクショップの棚は空っぽ、道路はますます危険に、ロードレースの高いはエントリー料金もどんどん高額に、さらに自転車の装備もおなじく高額になっているとも主張する。要するに一般人が気軽に参加できなくなっている。

ゲイガン・ハートは、こうした英国内の状況の悪化について、その大きな原因は英国のEU脱退(ブレグジット:Brexit)だと言う。

さかのぼること11年前の2012年の夏、ツール・ド・フランスでブラッドリー・ウィギンス(Bradley Wiggins)が英国人として初めて総合優勝をしたとき、英国では大フィーバーが起こり国中が多幸感に満たされ、英国内のロードレースシーンも発展していった。

だが今やそんな幸せな時は終わりを告げようとしていて、英国ロードレースシーンは死につつあるとゲイガン・ハートは深刻な懸念を述べる。

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