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昨夜はフランドル(ロンド・ファン・フランデレン)の前哨戦の1つ、ヘント~ウェヴェルヘム(Gent-Wevelgem)が開催された。このヘントはわりと荒天というか強風に加えて雨と低温というときが多いように思う。そしてまさに昨夜の2023ヘントは雨と低温が選手を襲った過酷なレースとなった。
そんな難しいコンディションでレースを完全に支配し、やりたい放題の強さをみせたのがあのチームだ。
#GW23
— La Flamme Rouge (@laflammerouge16) March 26, 2023
🚩 Ieper
🏁 Wevelgem
🚴🏻♂️ 261 Km
Weather: 🌧 7°C, moderate rain
Route: https://t.co/Gytw2p2iaK pic.twitter.com/QEXU6rDLXv
帰宅後にいつものようにGCN+にアクセスしてレースを見始めると残り45kmぐらいの頃だった。
そして画面にはこの二人。
そうユンボ・ヴィズマ(Jumbo-Visma)のワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)とクリストフ・ラポルト(Christophe Laporte)だ。この2名が追走のメイン集団と1分ほどの差をつけて逃げている最中だった。
🐷が見始める前に、その2名が攻撃をしかけたシーンがこちら。
O ataque de @WoutvanAert e @LAPORTEChristop com 50km pro fim. Dupla da Visma segue solo ora vitória . Pelotão 50” atrás. #gw23 pic.twitter.com/vZ5H7KXRiN
— País do Ciclismo (@opaisdociclismo) March 26, 2023
残り53kmあたりの石畳の坂でワウトとラプルトが加速してアタック。
だが追走集団はけっこうな人数が揃っており、スーダル・クイックステップ(SoudalーQuickStep)のティム・メルリール(Tim Merlier)、トレック・セガフレード(Trek-Segafredo)のマッズ・ピーダースン(Mads Pedersen)、ロット・デスティニー(Lotto-Dstny)のカレブ・ユアン(Caleb Ewan)な優勝候補の有力選手も多く、彼らを支えるアシストも残っている状態。そしてまだ距離も40kmあるため、1分ほどの差ならばこのメイン集団がしっかり走れば難しい天候だったとはいえ、まだまだわからない状況。
というのも、ヘントはこれまでスプリンターも勝ってきたレースであり、基本的には平坦基調のレースといえるので10km1分の法則で考えれば、残り10kmで1分差以内ならギリギリで逃げが捕まり、メイン集団側の勝ち筋が残るのが普通だ。
ところがどのチームも追走集団で中心的な存在になろうとせず、完全にまとまりを欠いている状態で、全然速度が上がらない。人数的には逃げるユンボ勢2名 vs 20名以上? という感じだったのに、なぜかタイム差が広がっていく。
ヘントまだ30kmあるけど、もう二人の逃げ切りで決まりやろ。追走グダグダやんけ。#ロードレース #ロードバイク #スポーツ #自転車 #ツール・ド・フランス #ジロ #ブエルタ #jspocycle #gcn #世界選手権
— ワイアードの豚@ロードバイク (@BikeNewsMag) March 26, 2023
そしてユンボ・ヴィズマの思惑どおり、追走の情けなさを尻目にワウトとラポルトは悠々と逃げ続けてそのままゴールへ。
だが気になるのは一体どちらが先にゴールをするのか?エースのワウトか、それともワウトがラポルトに勝ちを譲るのか?
Gent Wevelgem 2023
— Atlanta Rouleur Collection (@AtlantaRouleur) March 26, 2023
Final kilometer 🏎️🏎️
Frightening show of strength from these two before the big dance next weekend 🐝#GentWevelgem #GW23 #christophelaporte #wout #woutvanaert pic.twitter.com/YRP435JP32
ユンボ・ヴィズマが強いというのはわかりきったこと。そして近年のワンデイレースでは長距離独走型の逃げ切りが勝ちパターンとして多いと感じる。誰かが逃げれば追走はグダグダになって追いつけないままレース終了というパターンだ。そして今日のヘントもそのパターン。
そんなのは選手も当然みんなわかってること。
(‘A`)「それならそれでもうちょっとこうなんかならんのかいな」
と、今日の追走集団のダメっぷりを見ていて思う。
特に数年前まではクラシック最強軍団としてクラシックを荒らしまくっていたクイックステップの凋落ぶりはどうなっているのか。
そりゃ作戦は上手くいくときもあればそうでないときもあるし、いつでも勝てるわけはない。
それでもかつてクイックステップは、先手をとって展開を有利に運ぶというレース巧者っぷりを存分に発揮していたのに、今はとにかく後手に回っていることが目立つように感じる。以前とは選手構成が違うため、チームの勝ち方・作戦も変わってしまうのもしかたないが、今日のヘントを見ているとまたルフェーブル爺さんの血圧が上がってそうだ。
なお先日のE3では、ルフェーブル「E3で良かったのはワシの昼飯だけ」みたいなことを言っていたと思う。今日はどんな発言をするだろう。
なぜいつもソファーは狭いのか#ロードレース #ロードバイク #スポーツ #自転車 #ツール・ド・フランス #ジロ #ブエルタ #jspocycle #gcn #世界選手権 https://t.co/8oV6fLG8iA
— ワイアードの豚@ロードバイク (@BikeNewsMag) March 26, 2023
今日のヘント3位のセプ・ファンマルケは13年前の2010ヘントで2位で、そのときが初めて春のクラシック戦線で表彰台にのぼった時だった。#ロードレース #ロードバイク #スポーツ #自転車 #ツール・ド・フランス #ジロ #ブエルタ #jspocycle #gcn #世界選手権 https://t.co/8hl6ER7TsG
— ワイアードの豚@ロードバイク (@BikeNewsMag) March 26, 2023
のちほど。
1 | Christophe Laporte | Jumbo-Visma | 1位との差 |
2 | Wout van Aert | Jumbo-Visma | ,, |
3 | Sep Vanmarcke | Israel – Premier Tech | 1:56 |
4 | Frederik Frison | Lotto Dstny | ,, |
5 | Mads Pedersen | Trek – Segafredo | ,, |
6 | Mikkel Bjerg | UAE Team Emirates | ,, |
7 | Alexis Renard | Cofidis | 2:04 |
8 | Olav Kooij | Jumbo-Visma | ,, |
9 | Danny van Poppel | BORA – hansgrohe | ,, |
10 | Daniel Mclay | Team Arkéa Samsic | ,, |