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ロードレースとロードバイク

ラポルト「コフィディス時代は時間の無駄ではなかった」

ヘント優勝のクリストフ・ラポルト「コフィディス時代は無駄ではなかった」

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昨夜の雨の石畳(セミ)クラシックのヘント~ウェヴェルヘム(Gent-Wevelgem)を完全に支配したユンボ・ヴィズマ。ワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)とクリストフ・ラポルト(Christophe Laporte)が抜け出して、二人でゴールまで約50kmを快走。追走集団は内紛で自滅という結果だった。

ファン・アールトとラポルトが同時にゴールにやってきて、どちらが優勝するのかが注目されたが、ファン・アールトがラポルトに優勝を譲った。

そんなラポルトがゴール後のインタビューで語った内容の一部をご紹介。

情報源:Christophe Laporte: I didn’t waste time at Cofidis but I made a great career choice

ファン・アールトとラポルトのどちらが優勝するのかはどう決まった?

まずどちらが優勝者となるのかがどう決まったのかという点についてだが、

“It was Wout who asked me if I wanted to win with 10km to go,”

訳「残り10kmになったとき、ワウト・ファン・アールトがワシに『優勝したい?』って聞いてきたんよ」

そこでラポルトは肯定の返事を返したと。それでラポルトが先にゴールラインを通過することが決まったようだ。

今回のヘント優勝についてラポルトは、クラシックでの勝利はツールのステージ優勝のように、彼の夢だったと話す。なおすでに彼は昨年の2022ツール・ド・フランス第19ステージでステージ優勝を挙げ、キャリア最大の栄誉をつかんでいる。

同時にこれまで支えてきてくれた家族、チーム、そして自分を立ててくれたワウト・ファン・アールトへの感謝を述べる。

コフィディス時代について

ラポルトは2014年~2021年まではフランスチームのコフィディス(Cofidis)でずっと走っていたが、2022年からはユンボ・ヴィズマへ移籍。そこからのすごい活躍ぶりは言うまでもないだろう。

コフィディス時代も勝利はいろいろ挙げていたが、やはり大きな大会での勝利や活躍というのはユンボ・ヴィズマに移籍してからという印象が強い。

単純に考えると、コフィディスよりユンボ・ヴィズマのほうが素晴らしいチームだと言いたくなりそうなものだが、ラポルトはそうは考えておらず次のように話す。

“I don’t feel like I wasted any time at Cofidis. I had eight great years at Cofidis. I learned a lot. I learned how to be a pro bike rider.

訳「別にコフィディスで無駄な時間を過ごしたという思いは無いんよ。素晴らしい8年間だったと思ってる。たくさんのことを学べたからね。プロとしてのあり方をね。」

と話し、コフィディス時代について後悔があるということはないようだ。

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