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今年のジロ・デ・イタリア優勝候補最右翼だったスーダル・クイックステップ(SoudalーQuickStep)の至宝にして世界王者のレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)。
その第9ステージの大会2回目の個人TTを終えた直後にコロナ感染が発覚。誰もが惜しんだ大会リタイアとなった。
そんなレムコが昨夜、本人のインスタグラムでそのリタイアについての気持ちを語っている。次の投稿がそれだ。
ここでは、ジロで優勝するために6ヶ月にも渡るトレーニングを行ってきたにもかかわらず、コロナ陽性という理由で不本意なリタイアとなってしまったことの辛さを、これまでのキャリアで最もつらい経験の1つだったと記している。
同時に、コロナによる体調悪化が原因であるのに、世間では「ジロの総合成績で思ったようにライバルに差をつけられなかったからコロナを建前としてリタイアしただけ」とレムコの撤退に疑念を抱かせるような批判的な声もあった。
だが家から遠い場所で半年もトレーニングを続けてきた努力を考えれば、その程度の理由でリタイアするのはありえない。しかもマリア・ローザを再び取り戻したタイミングだったので、なおさらだ。
それにもかかわらずそういった声が一部から上がっていたことに、レムコは怒りと悲しみを感じている。そんな声は容認することは困難だと記している。そして、「自分はロボットではなく、感情を持つ普通に人間である」ということをしっかりと考えてほしいと語る。