最大斜度19%!最後の3日間スタート!今夜の2023ジロ第18ステージのコースについて
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今日の2023ジロ・デ・イタリア第18ステージから3日連続で山岳ステージが登場する。そのラストの第20ステージは山岳個人タイムトライアルだ。そんな今年のジロの総合優勝を決定する最後の3日間が今日から始まる。
今日の第18ステージのコースは大会主催者側発表では★4つ。最高難易度の★5つではない。大会側の考えは、「ちょっと厳しい山」ぐらい。だが、そんな設定よりも実際はかなり難易度が高くなりそうだ。次のようなコースとなる。
5月25日(木)⚠️午後7:10〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) May 24, 2023
Cycle*2023 ジロ・デ・イタリア 第18ステージ
【オデルツォ 〜 ヴァル・ディ・ゾルド】
161 km(丘陵 ★★★★)
リモート解説:西谷泰治さん
解説:中野喜文さん
実況:サッシャさん、永田実さん
〜オンデマンドLIVE配信〜https://t.co/oBF8cMXXg1#Giro #jspocycle pic.twitter.com/uG7NEkhurw
総走行距離こそ161kmだが、その中に5つの山岳が詰め込まれている。特に最後の36kmからは1級、2級、2級と連続する。
次に前半の4級山岳以外の登りのデータを見てみる。
ゴールまで残り36kmから始まる2つ目の1級山岳は、登り始めから最大斜度15%が登場する。しかもその直前にはけっこうな下りがあって、それが終わっていきなり登り。つまりかなりのスピードでこの1級に突っ込むことが予想される。そんな状態で15%の登り。その序盤で遅れるともはや挽回不可能になるのではないか。登る前でのポジションと、なんとか序盤の15%区間を耐えて前についていくことがとても重要だと思われる。
さらにその後も最大斜度15%区間が再び登場するうえ、まだ2級×2が残っているため体力を温存するマイペースで、だがしかし遅れすぎないように登らないといけないか?
そして最後の2級山岳×2。その1つ目には最大斜度19%区間が登場する。間違いなくここで誰かが動く。タイム差を考えるとログリッチが攻撃をしなければならないか。そして最後の2級もやはり最大10%区間がある。団子状態でここまでやってくれば、ここで誰かがアタックするだろう。
このようにとてもパンチが効いた山岳が最後に3つ連続するために、どこで誰が動いても不思議はない感じだ。
明日も山岳ステージでしかも最高難易度5つ星ステージだが、今日の第18ステージで仮にゲラント・トーマス(Geraint Thomas)がそのリードを広げることができれば、明日の第19ステージでは終始守りの走りをすればいいだけになる。そうすると第20ステージの山岳個人TTに向けて少し体力を温存できるだろう。
だが逆にリードを奪われるとになれば、今日も明日もGは全力で挑まなければならなくなり、第20ステージでは疲労困憊の中でのTTとなってしまいタイムが伸びないことも考えられる。
そういう意味では今日の第18ステージは、4つ星という難易度以上に重要かつ難しい、実質的に今大会の最重要ステージとなるかもしれない。