BMCとRidleyの新型バイクや、カンパの無線スーパーレコードなどドーフィネでの新製品画像
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現在開催中の2023クリテリウム・デュ・ドーフィネ(Critérium du Dauphiné)で、BMCとRidleyの未発表の新型バイクが話題となっている。次のツイートを見てほしい。
Check out the brand new @Ridley_Bikes prototype road bike that is being ridden by @lotto_dstny's @maximvangils at the @dauphine. Could this be Ridley's version of 'one bike to rule them all'? https://t.co/EIi4mSevie #cycling pic.twitter.com/c0tOHWxeFL
— road.cc (@roadcc) June 4, 2023
It appears that BMC has a new aero road bike on the way… https://t.co/wsTo1ozScH
— Escape Collective (@EscapeCycling) June 5, 2023
BMCのプロトタイプバイクにはそのフォークにRed BullのF1チームとのコラボを示すロゴが入っている。おそらくF1チームが使う風洞トンネルで同じようにエアロ効果の実験をしたのではないだろうか。そして開発にはレッドブルF1チームの知恵と経験を取り入れているのだろう。
またBMCのそのプロトタイプの特徴として、700x35Cが入りそうなほどクリアランスが広がっていること、そしてボトルケージが独特なデザインになっている(ダウンチューブと一体化みたいな感じ)ことも挙げられる。
またこれらのプロトタイプ以外にも、今年のはじめからコフィディスが使うLOOKのプロトタイプバイク、さらには先日発表されたばかりのカンパニョーロの無線スーパーレコードなど、いろいろな技術・ネタがドーフィネでは散見されるようだ。それらの画像が下の記事でたくさん掲載されている。有料会員限定かもしれないが、見られる人は見てほしい。
情報源:Critérium du Dauphiné mega tech gallery: Three prototype bikes and more
AG2Rのベン・オコナー(Ben O’Connor)はさっそく発表されたばかりの無線スーパーレコードを使っているもよう。
またMovistarのエンリク・マス(Enric Mas)は、他のチームメイトとは異なる塗装のバイクに乗っている。軽量さを優先して余計な塗装がないバージョンだ。またマスはLOOKのペダルを使っているのだが、なぜか最上位モデルのLook Keo Bladeではなく、Keo 2 Maxらしい。
他にも、チームEFのリチャル・カラパス(Richard Carapaz)の東京五輪金メダルを示す金色塗装バイク、チームEFの選手のボトルに施された工夫、そしてTREKの山岳王ジュリオ・チッコーネ(Giulio Ciccone)がSRAMのBlips(サテライトスイッチ的なやつ)を他の選手とはちょっと違うところにつけているなど、いろいろなネタを撮影した画像がたくさんある。
なおRidleyについては先日の記事で紹介したように、現在チームバイクとして使うロット・デスティニー(Lotto-Dstny)が契約を途中で解除して別ブランドに乗り換えるかもしれないとの噂がある。下の記事をまた読んでみてほしい。