今夜の2023ツール・ド・フランス第1ステージのコースについて
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ついに今夜から始まる世界最大規模のスポーツの祭典ツール・ド・フランス。今年はスペインのロードレースの聖地?バスク地方で開催される。
スペインではあるものの独特な言語、文化、歴史を持つエリアであり、ロードレースでは山岳地帯のレースとしてとても人気のある場所だ。またロードレース熱もかなり激しく、「オレンジ軍団」といわれるオレンジ色で統一された応援団がつめかけ、コース狭しと大熱狂するのも名物だ。
ちなみに日本で人気のスイーツ、バスクチーズケーキだが実はバスク地方の中心地ビルバオには厳密にはそのような名称のお菓子は存在しないらしい。もともとはビルバオではなくサン・セバスティアンのバル「ラ・ヴィーニャ」が元祖なのだとかなんとか。
そう考えるといわゆる日本で言うところのバスクチーズケーキというのは、あくまでバスクで食べられているそのチーズケーキを日本人がアレンジしたスイーツといえるかもしれない。日本の伝統芸である。
またバスク地方ではチーズケーキに現地の塩や黒胡椒をひとふりして味をひきしめたり、レモンなどをかけたりして食べることもあるようだ。ワインにも合わせるらしい。
さて、その初日の第1ステージのコースは次のようなコースとなる。
7月1日(土)午後7:05
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) June 29, 2023
ゲスト:新城幸也選手
解説:栗村修さん、中島康晴さん
実況:サッシャさん、長澤洋明さん
Cycle*2023 ツール・ド・フランス 第1ステージ
【ビルバオ発着】
〜J SPORTSオンデマンド無料LIVE配信〜https://t.co/7NsoullI6R
YouTubehttps://t.co/Xf7X2cVidA#TDF2023 #jspocycle pic.twitter.com/xNB9XjHArf
基本的にはビルバオを中心とした周回コースとなる。そしてこうやってコースプロフィール画像を見るだけだと一見グランツールの初日としては普通じゃね?と思ってしまう。しかし、今日の第1ステージは、ツール・ド・フランス史上初日としては最も厳しいと評されている。
なにせ初日から獲得標高3300メートルというガチのワンデイクラシックレースみたいな難易度だ。アップダウンの連続とアタックの連続で脚を削り合う展開になれば、総合系エースであってもうかうかしていられない。なにせこの種のレースで最強ともいえるタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)がいるからだ。最後が登りゴールというのもスプリント力のあるポガチャルに有利な点。
まだ骨折が完治していないと思われるが、それでもポガチャルの性格を考えると初日からいきなり狙いに来ることは十分考えられる。
ただの初日で終わるのか、それとも苛烈なサバイバルレースになるのか、視聴者も油断できない初日だ。
🐷の優勝予想は、ワウト、ポガチャル、ヴィンゲゴーよりも自由に動けるであろうジュリアン・アラフィリップ(Julian Alaphilippe)!
なお今年のツール・ド・フランスについても無料放送・無料配信がなされることが発表されている。今日はまさに無料で見られる日だ。この無料配信・無料放送の予定など詳細は次の記事でチェックしてほしい。