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今夜の2023ツール・ド・フランスはスペインのバスクからのスタートだったがそこからピレネー山脈方面に向かっていた。そして今日の第5ステージでは早くもそのピレネーの超級山岳のスデ峠(Col de Sudet)が登場する。
そんな第5ステージのコースプロフィールがこちら。
7月5日(水)午後8:55〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) July 4, 2023
(英語コメンタリー版 午後7:55 〜)
Cycle*2023 ツール・ド・フランス 第5ステージ
【ポー 〜 ラランス】162.7 km(山岳)
解説:中根英登さん、狩野智也さん
実況:サッシャさん
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信〜https://t.co/seEvIEZQZt#TDF2023 #jspocycle pic.twitter.com/cd6L6gLNqh
超級山岳が第1週目の半ばに登場するといっても、そこは主催者側もバランスを気にしたのか超級スデ峠は今日の中盤に登場するのであってゴール地点ではない。
だがそれでも超級山岳が登場する1日であることは変わりないわけで、この日をどのように処理できるかで総合勢の現時点での調子の如何を測り、今後の総合争いの行方を占うための指標の1つになるかもしれない。
そんな超級のスデ峠は次のようなデータとなる。
登坂距離15.2kmで平均斜度7.2%。前半は斜度がゆるく、中盤から10%前後が登場する。先述のようにこの峠はレース中盤なので総合エースがもし多少ここでライバルに遅れてもチーム力を使って追いつける可能性は高いだろうか。
そしてゴール手前20kmあたりで登場する1級山岳のマリー・ブランクのデータは次のようになる。
中盤から最後にかけてかなりきつい登りとなっている。
この山頂がゴールならば話は単純なのだが、今日はこれを下ってからさらに7kmほどまた緩やかな登り勾配を走ってからのゴールとなっているため、このマリー・ブランクでアタックを決めてもゴールまで力強く逃げ切る、または小さな集団でスプリント勝負をするだけの脚を残しておかないといけない。
そうしたことを考えると2023ツール・ド・フランスの第1ステージに似ているか?
さらに重要な点は、この1級山岳にボーナスタイムが設定されていることだ。言うまでもなくタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)が積極的に山頂1位通過を狙ってくるはずだし、ヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard)がきっちりポガチャルの背中に張り付くはず。
そして圧倒的なクライミング能力を誇る2人が抜け出してそのまま下りへ。ポガチャルがヴィンゲゴーに先頭交代を要求するもヴィンゲゴーは拒否するのもこれまで通り・・・という展開が十分予想される。最後は二人の後方から10名ほどの集団が追いついてきて、最後はその集団でスプリント勝負となるか。
そうなるとスプリント力のあるワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)かタデイ・ポガチャルのどちらかがステージ優勝だ。ポガチャルはステージ優勝で得られるボーナスタイムが欲しいし、ワウトは自分が優勝することでポガチャルが得るボーナスタイムを減らしたいところ。
そこで🐷の優勝予想は意表をついてアタックをしかけるティボー・ピノ(Thibaut Pinot)の逃げ切り勝利!
いや、ピノなら普通にゴデュのアシストじゃないですか。。。
あ、ゴデュの存在を思いっきり忘れてた・・
ゴデュさんにごめんなさいブヒ。