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やはり・・・というべきか。レムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)のツール・ド・フランス制覇、そしてグランツール完全制覇に向けてチーム戦略と体制を変更しつつあるスーダル・クイックステップ(SoudalーQuickStep)から、そのエーススプリンターのファビオ・ヤコブセン(Fabio Jakobsen)が移籍することが確認された。
情報源:Fabio Jakobsen confirms Soudal-QuickStep exit for 2024
オランダメディアNOSの報道によると、ヤコブセンはこのツール・ド・フランス期間中にチームのボスのパトリック・ルフェーブルと話し合いをもっていたことを明らかにした。その話し合いは最後にお互いハグをして良好な関係のままお別れの挨拶となったようだ。
そしてヤコブセンは、8月1日に移籍市場が正式にオープンすると同時に移籍する予定だということもメディアに話す。
現在クイックステップにはトップスプリンターの一人、ティム・メルリール(Tim Merlier)がいて、3年契約で2025年まで所属する。
そして上述のようにレムコ中心のグランツールチームへと変わり、来年おそらくツール・ド・フランスにレムコがデビューすることを考えると、ヤコブセンはメルリールとスプリンターの座を争いながら、しかも、スプリンターはツールのメンバーから外される、または、出られたとしてもアシストなしという境遇を余儀なくされる。そんな可能性が高い。
一方で、今回のメディアのインタビューでヤコブセンは「ツールに出たい」とはっきり希望する。
それではもう移籍しかないという状況だったのだろう。
逆にいえばこのヤコブセンの移籍報道から、来年のツールにはレムコ・エヴェネプールの参戦がほぼほぼ確定事項であることが推定される。
ちなみに、ヤコブセンの移籍先として有力な候補と観られているのがチームDSMことTeam dsm-firmenichTeamだ。
最強トレインのイメージのあるクイックステップ
トレイン=スプリンター
昨今のクイックステップは総合系になりつつと感じてます。
モロコフも居場所が無いと感じてるみたいですし
メルリールもどうなるんでしょう。
ヤコブセン程の選手ですから引く手あまたと思いますが
ピュアスプリンターを希望するチームがいるかが微妙ですよね。
UCIポイントによる降格システムが始まってから、安定してUCIポイントを稼げるスプリンターの存在はこれまでより価値があがっているはず。
なのでトレインさえ作れれば勝利量産が期待できるヤコブセンのようなトップスプリンターはどこのチームも欲しいはずと思うブヒ。
ただ問題は年俸と、彼のためのアシストを揃えること、そしてヤコブセンが希望するツール出場が得られることの3点かなと。