UAEがニルス・ポリッツと19歳のスイス人ヤン・クリステンと契約

来年のツールでタデイ・ポガチャル（Tadej Pogačar）の復権を狙うチームUAEが、前日のパヴェル・シヴァコフ（Pavel Sivakov）獲得に続いて新しい補強を発表した。

ニルス・ポリッツがUAEへ移籍

まず上のツイートのようにこれまでBora-hansgroheで走っていたルーラーでTTスペシャリストのニルス・ポリッツ（Nils Politt）が、UAEへ移籍する。今年のドイツ選手権個人TTで国内王者に輝いたばかりだ。契約は3年で、2026年まで。

19歳のスイス人ヤン・クリステンが2028年までの長期契約！

そして上述パヴェル・シヴァコフの移籍とともに発表されたがの、19歳のスイス人ヤン・クリステンの移籍だ。

ヤン・クリステン（Jan Christen）は7月31日までアメリカの名門コンチネンタルチームHagens Berman Axeonで走っていたのが、今回UAEとなんと2028年までの驚くべき長期契約となった。

しかもこの契約は8月1日から即座に発効しており、つまり8月1日から正式にUAEのメンバーとして加入していることとなる。今年のU23ジロ・デ・イタリアことGiro Next-Genの第7ステージで独走優勝し、総合成績でも7位でフィニッシュ。また今年のU23リエージュでは8位という好成績。

おそらくUAEは以前から目をつけていたのだろうが、こうした結果が今回の長期契約につながったと思われる。今回の契約からはポスト・ポガチャル（ネクスト・ポガチャル？）を担うであろう逸材と言えるだろう。

なお今年のGiro Next-Genは、一度に24人が失格というおもしろい事件が起こっていた。