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37歳にしていまだにイネオス・グレナディアーズ(INEOS Grenadiers)で総合エースを務めるベテラン英国人、ゲラント・トーマス(Geraint Thomas)。通称G。
今年はジロ・デ・イタリアに出場し、ユンボ・ヴィズマのプリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič)と最後の個人TTまでハラハラドキドキの優勝争いを繰り広げた。そして今日の世界選手権の個人TTに出場する。さらにその後はジロに続いてもう1つのグランツールのブエルタ・ア・エスパーニャに出場する。そのブエルタではログリッチに加えて今年ツール・ド・フランスを圧倒的な強さで連覇したヨナス・ヴィンゲゴーとも戦う。
もう40歳が近いGだが、38歳となる来年も現役続行の意志が強い。
G本人が言うには、まだ現時点ではイネオスとの契約更新について特にどうこう言うような情報はないとのことだが、G自身は「全て順調なら、来年もまだ走るよ」と現役続行の意志を語る。
みんなもまだ覚えているだろうが、上述のように今年のジロ・デ・イタリアの最後の個人TTでは旧友から得た友情パワーもあって(?)、プリモシュ・ログリッチは「ファッ◯ン・ス◯ム!」なトラブルがあったにもかかわらず、見事にGを大逆転して総合優勝に輝いた。
関連過去記事:うぉおおおおおおおお!!!!2023ジロ・デ・イタリア第20ステージの結果とハイライト動画
その結果については、Gは「さすがになかなか自分の中で受け入れるのが難しかった」と語る。だが時間が経つと彼の中で考え方が変わり、今ではそのジロの結果をポジティブに受け止めている。
というのも、今年は春先からGは好不調の波が激しくなかなか安定して良い走りができなかったが、ジロでは全体を通して良い走りができたという実感があるからだ。
またGは、今日の世界選手権個人TTに出場するが、これはブエルタ・ア・エスパーニャに向けた調整を兼ねているとのこと。
ブエルタに向けた準備として世界選前にツール・ド・ポローニュに参戦したものの、そこではどうもいまいちな走りができず、ブエルタの準備とはならなかったようだ。そこでこの世界選個人TTを利用し、その優勝を狙いながら(もちろん優勝候補ではないが)、そのためのトレーニングがブエルタへの準備にもなっているとのこと。現時点での調子には特に問題はないようだ。
ゲラント・トーマスは面白い人だし、実力的にもまだまだ現役でやれると思うのでイネオスもぜひ契約を更新してほしいですね。
バルベルデも40過ぎても現役だったのですし。
ゲイガンハートもシヴァコフもいなくなるし、ベルナルはまだ全盛期の強さを取り戻せるかわからないし、
やはりここはベテランの力が!