ルーカス・ペストルベルガーは鎖骨骨折。2023ベーメル・サイクライシックの残り40kmで落車
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先日の2023ベーメル・サイクライシック(Bemer Cyclassics)でゴールまで残り40km未満となったところで落車が発生した。ここで犠牲となったのがジェイコ・アルウラー(Jayco-AlUla)所属の31歳のオーストリア人ルーカス・ペストルベルガー(Lukas Pöstlberger)。病院に運ばれたが、その後チームから鎖骨骨折との報告があった。次のチームツイート(ポスト)を見て欲しい。
UPDATE 🏥
— Team Jayco AlUla (@GreenEDGEteam) August 20, 2023
Unfortunately as a result of today’s crash during #BemerCyclassic, it is confirmed that Lukas Postlberger has fractured his right collarbone & will return home to Austria to undergo surgery.
Get well soon Posti 🤕 pic.twitter.com/k7x3uCSjgX
右腕側の鎖骨が骨折とのことで、オーストリアにいったん帰国して手術を受けることとなる。
このためレース復帰は未定。最低でも1ヶ月はかかると考えれば、復帰はもう10月手前となるが、その頃はロードレースのシーズンオフが迫りつつある頃。ということは中途半端な時期でもあるので、もう今シーズンの残りは無理はせずにトレーニングだけは再開してレースに復帰しないままオフに入るということも考えられる。そのあたりは今後の回復の度合いと本人やチームの考え方次第となる。
2023ベーメル・サイクライシックのハイライト動画をどうぞ。
鎖骨はきれいに折れることが多いので治りもはやそうですね。
ペストルベルガーは今年はもう充分レースに出ているので、このままシーズンを終えても給料泥棒にはならないでしょう(笑)。
しかしベネットDNFにファンポッペル2位表彰台とは…
これはもう来年のBORAのエーススプリンターはファンポッペルですね。
鎖骨骨折はむしろこれまでの仕事に対するご褒美だった・・・!?
サムベネは結局今年は1つもグランツールに出られなく、またAG2Rへの移籍が噂されているので、モチベーションもあんまり高くなさそう・・・
一方でファン・ポッペルのほうは2027年までの長期契約だし自分がこれからのエースだと自覚があるのかも?
なんかサムベネはいろいろめんどくさそうな選手という印象ブヒねぇ。
ペストルベルガーは普段はグランツールの平地アシストとして地味な役回りの選手ですけど、一昨年BORAにいたころにドーフィネのステージ1で狙いすましてリーダージャージをゲットし、気を良くしてその後も実力以上の力を発揮していたのが見てて楽しく好きなタイプの選手ですね。
ファンポッペルはエースをあきらめてベネットのリードアウトマンとしてBORAに来たはずですが、今にして思えば契約の大幅延長に成功した時点で、すでにチームからはエース待遇だったのかもしれないですね。
ベネットは…まぁルフェーブルが言っていた通りメンタルがめんどくさい(口で言わなくても自分のことは分かってくれよみたいな)のは確かなようで、BORAもそこは承知のうえで、それでも勝ってくれると信じてチームに戻したはずなのにこんなことになってしまって…
社会は厳しい…
やはり契約期間の長さはチームからの期待の表れと言えるブヒね。ひょっとしたら彼とチームとの契約更新の話し合いの中でサムベネの動向とファン・ポッペルの今後について話があったのかも。
チームにとって幅広い場面で使えるのはやはりサムベネよりもファン・ポッペルという感じなのかも。
それにグランツール重視のチームに変わったのもあって、スプリントゴールについても優勝できればいいけど、それよりも安定して上位に入ってポイントをコツコツ稼いでくれればそれでいいという戦略もあるのかも?
サムベネは同じチームに居続けて首脳陣との溝が大きくなる前に、1年ごとにチームを渡り歩いて新しい環境に移動するほうがいいのかも?