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ロードレースとロードバイクのブログ「Bike News Mag」
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2010年以降のグランツール個人TTの最速記録は？
2010年以降のグランツール個人TTの最速記録ランキング（距離は25km以上のみが対象）
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昨夜の2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージは25.8kmの個人TTだったが、そこで優勝したのはイネオスのTTスペシャリストのフィリッポ・ガンナ（Filippo Ganna）。元個人TT世界王者だ。
そんなガンナは昨夜のステージを平均時速56kmをマークして優勝。その他の選手も軒並み時速50km以上とかなりの高速TTとなった。そこでこのガンナの記録は過去のグランツール個人TTでどれくらい速いのかと気になったら、やっぱり調べてくれている人がいたので、その投稿を紹介しておく。
📊💨Fastest ⏱️ITTs in GTs (≥ 2010 + 25.0km, only 🥇):
— Cycling Statistics 📊 (@StatsOnCycling) September 5, 2023
56.0 | 🇮🇹Ganna (🇪🇸'23*)
55.7 | 🇧🇪Evenepoel (🇪🇸'22)
54.3 | 🇩🇪Martin (🇫🇷'13)
53.1 | 🇳🇱van Emden (🇮🇹'17)
53.0 | 🇮🇹Ganna (🇮🇹'20)
52.3 | 🇸🇰Velits (🇪🇸'10)
51.6 | 🇬🇧Millar (🇮🇹'11)
51.3 | 🇬🇧Froome (🇪🇸'17)
51.2 | 🇨🇭Cancellara (🇫🇷'10)
| 順位 | 平均時速 | グランツール、ステージ、距離 | 選手名 |
|---|---|---|---|
| 1 | 56.0 | 2023ブエルタ・ア・エスパーニャ 第10ステージ、25.8km | フィリッポ・ガンナ（Filippo Ganna） |
| 2 | 55.7 | 2022ブエルタ・ア・エスパーニャ 第10ステージ、30.9km | レムコ・エヴェネプール（Remco Evenepoel） |
| 3 | 54.3 | 2013ツール・ド・フランス 第11ステージ、33km | トニー・マルティン（Tony Martin） |
| 4 | 53.1 | 2017ジロ・デ・イタリア 第21ステージ、29.3km | ヨス・ファン・エムデン（Jos van Emden） |
| 5 | 53.0 | 2021ジロ・デ・イタリア 第21ステージ、30.3km （上のツイートでは2020ジロになっているが、2021の間違いか？） | フィリッポ・ガンナ（Filippo Ganna） |
| 6 | 52.3 | 2010ブエルタ・ア・エスパーニャ 第17ステージ、46km | ペテル・ヴェリッツ（Peter Velits） |
| 7 | 51.6 | 2011ジロ・デ・イタリア 第21ステージ、26km | デイヴィッド・ミラー（David Millar） |
| 8 | 51.3 | 2017ブエルタ・ア・エスパーニャ 第16ステージ、40.2km | クリス・フルーム（Chris Froome） |
| 9 | 51.2 | 2010ツール・ド・フランス 第19ステージ、52km | ファビアン・カンチェラーラ（Fabian Cancellara） |
このデータは2010年以降のグランツールにおける距離25.0km以上の個人TTだけのデータで、加えて時速については細かい数字は各種の記録と異なっているかもしれないので、このランキングのデータは厳密な正確さには欠ける可能性があるので参考程度に考えてもらいたい。そもそも走るコースも異なれば、道路状況も、気象条件も異なるわけで単純に比較できるわけでもない。
あくまで話のネタ程度に見てもらうべきものだが、ご覧のように昨夜の2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージのフィリッポ・ガンナが最速だったようだ。さらに昨夜ステージ2位だった現個人TT世界王者のレムコ・エヴェネプールが昨年のブエルタで出した記録で2位。ということは、昨夜のガンナがいなければ去年のレムコがこの記録の中では最速だったのか。
piginwired
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4 comentarii
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ほんと、カンチェは異次元ですよね笑
宇宙人で大好きですけど。リスト見てマジで笑ってしまいました。
個人TTをエンターテイメントにしてみせたカンチェラーラはほんとすごかったブヒね。
自分が勝てる分野で世界の頂点に立つという生き方の鉄則を実践・実行して成功した選手の一人だったブヒね。
先日発表されたばかりのあのBMCｘレッドブルのTTマシンに乗って爆走してる姿を見てみたい！
やっぱり、カンチェラーラさんラインクインされてましたか・・凄いの一言ですね。あの人TTの際、ペダル音が凄かった記憶がｗそれ故に、機材ドーピングが疑われてましたね～もちろん、ガンナ選手も素晴らしかったです。次はスプリントステージで勝利を狙うのかな？（この前惜しかったので）
カンチェラーラのTTはペダル＆ディスクホイールがギャンギャン回ってる風切り音が印象的だったブヒねぇ。
そしてガンナのあのスプリントはほんと惜しかったブヒね。
イネオスがこんな状況だからガンナも平坦またはちょとしたアップダウンのあるステージで逃げ勝利も狙ってほしいところ。