誰も逃げたくない!?2023ブエルタ第12ステージのコースについて
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昨夜の2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージは、ヨナス・ヴィンゲゴー曰く、「総合争いが起こると思ってたけど、意外だった」というように総合争いが実質的にないまま終了した。そして今夜の2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第12ステージも総合争いは起こらないだろう。なぜなら平坦ステージで最後は集団スプリントが予想されるからだ。
9月7日(木)午後9:50〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) September 6, 2023
Cycle*2023 ブエルタ・ア・エスパーニャ 第12ステージ
【オルベガ 〜 サラゴサ】151 km(平坦)
解説:飯島誠さん
実況:谷口廣明さん
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信〜https://t.co/WQKyRpB2Ky#LaVuelta23 #jspocycle pic.twitter.com/Aj6EFbG0Dg
山岳ポイントも設定されていないので普通にガチの平坦ステージとなる。そこそこの標高の山が100kmあたりから登場するが、山頂からゴールまで40kmもあるためそこで遅れてもまぁなんとかなるだろう。
昨日は多人数の逃げ集団が形成されたが、今日はどうだろうか。コースレイアウト的に逃げ切り可能性は限りなくゼロのような気がするので、ワールドチームの選手はみんな逃げようとしないかも。それになにしろ明日の金曜日と土曜日が相当な難易度の山岳ステージ2連戦となるため、誰もがそのために体力を温存したいはず。
加えて今日のステージは風が強い地域となるようだ。逃げにはつらい。さらにその横風分断で集団がズタズタになれば、その先頭集団が後続を引き離そうとしてさらに加速する可能性もあって逃げはなおさら不利。
というわけで逃げができても1~3名ぐらいだろうか。
ツール第4ステージみたいに誰も逃げない展開になったりして…
選手「ほれ、一人だけ目立つチャンスやぞ(自分以外の誰か逃げろ)」