ダウンヒル勝負?今日の2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージのコースについて
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昨日行われた2023ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージは、第13ステージで絶望のバッドデイとなったレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)が復活のとんでもない力走をみせ、本来の彼自身の強さを見せつけた1日だった。
第13・第14と2日連続でとんでもない山岳ステージが続いたせいか、今日のアップダウンの多いステージはどこかホっとする感じのコースとなっている。
9月10日(日)午後9:50〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) September 9, 2023
Cycle*2023 ブエルタ・ア・エスパーニャ 第15ステージ
【パンプローナ 〜 レクンベリ】158.3km(丘陵)
解説:中根英登さん
実況:足立清紀さん
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信〜https://t.co/qwzqW0o28T#LaVuelta23 #jspocycle pic.twitter.com/hye0PYCgSv
今日は超級も1級もないが、3級x1、2級x2と合計3つの山岳が設定されている。今日のフィニッシュは2級山岳を下ってからの平坦少しでゴールとなっている。そのため下りが上手い選手がやや有利か?
昨日の勝利でレムコ・エヴェネプールが山岳賞ジャージを奪うことになったが、山岳賞を狙う選手はまだまだ諦めていないはず。よって今日も山岳賞狙いの選手が逃げに乗ると思われる。
そこで当然レムコがどう動くのかも注目だ。今日はあえて捨てて最終週での山岳賞奪還を狙うのか、それとも確実に今日もポイントを稼いでいくのか?レムコが動かないとしても、クイックステップのチームメイトが複数逃げにのり、他選手が山岳賞ポイントを稼ぐのを阻むかもしれない。
仮にレムコが動くならば、ユンボ・ヴィズマはともかくとして総合トップ10を狙う選手のチームがメイン集団を牽引せざるをえないか。レムコがたった1日で本来の力を取り戻しているので最終週の山岳ステージでは確実にタイムもポイントも稼ぐはず。うかうかしていると自分のチームのエースがレムコによってトップ10圏外へと引きずり落とされる。
個人的なレース予想は、今日も大逃げをユンボ・ヴィズマが容認して逃げ集団からステージ優勝が決まると思う。ユンボはただ安全に走るだけに注力しそう。そしてステージ優勝予想は、今大会すでに第2ステージでステージ優勝とグランツール初勝利を25歳にして成し遂げ、その後も何度か逃げにチャレンジしているLotto-Dstnyのデンマーク人、アンドレアス・クロン(Andreas Kron)で。
グローブスがギリギリ狙えないことも無いプロフィールだけど、昨日最初逃げに乗っていたからなぁ…。
昨日のレムコに触発されたトップガンナが1度目の2級で飛び出してそのまま40km独走勝利!(二匹目のドジョウ)
可能性ならグローブスよりもガンナのほうがありそう。激坂ないし。
ただレムコが今日も狙うか!?